Type-Cの供給電力量は?
これまで一般的だったUSB端子は「Type-A」という形状で、給電能力は5V×2.4Aで最大12Wでした。これに対して、「Type-C」を利用したUSB PDでは、20V×5Aの最大100Wまで給電できます。当然ながら、供給できる電力が大きい方が、より高速にデバイスを充電できるという仕組みです。なお、「USB Type-A」の給電能力は5V×2.4Aで最大12Wですが、これは充電用ケーブルとしての最大値で、パソコンなどに搭載しているUSB端子の規格としては、5V×1.5Aの7.5Wが最大値となります。
現状は、USB PDはUSB Type-C端子でしか利用できません。しかし、PD(USB Power Delivery)はあくまでもオプション機能なので、Type-CならすべてUSB PD対応ではありません。