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草花・カランコエ

カランコエとは

カランコエはベンケイソウ科の色彩が乏しくなりがちな冬から春に鮮やかな色の花を咲かせる、冬の定番鉢花で、現在広く親しまれているものは、ブロスフェルディアナ種から改良された園芸品種です。
カランコエにはたくさんの品種があり、花形、花色、花径も豊富で、個性的なものが多いです。大半はマダガスカルと東アフリカに分布しています。種によって姿形は様々です。鉢花として栽培されるものもあれば、独特なな姿の葉を鑑賞する多肉植物として扱われるものもあります。
管理人がが育てているカランコエは2013年に最初の一鉢を入手しました。花が咲き終わる6月頃に枝を全体の1/3から半分くらいに切り戻し、一回り大きな鉢に植え替えます。切り戻した枝を挿し穂にして簡単にさし芽ができます。葉4枚の位置で茎を切りとり、バーミキュライトや挿し芽の土に挿しておくと1ヶ月くらいで根がでます。毎年10鉢の新株を生み出しています。
花の持つ香りや自然の中で生きる可憐な姿から受ける印象などを言葉にし、花を渡すことで感情を伝える手段として「花ことば」が作られたと言われています。
カランコエの花言葉は「幸福を告げる」、「たくさんの小さな思い出」、「あなたを守る」、「おおらかな心」などがあります。

カランコエの品種

カランコエの最大の魅力は「豊富な品種」です。カランコエは品種によって、花形や花色のバリエーションに富み、室内でも元気に育つ植物です。カランコエの品種は豪華な八重咲きやすっきりした一重咲き、独特なベル型の花と楽しむタイプと、独特の形や色の葉を楽しむタイプに二分されます。
カランコエの花色は豊富で淡いピンク、深い赤色、鮮やかな黄色からオレンジ、白色、クリーム色、アプリコットなどの単色、一枚の花びらに濃淡があるバイカラーがあります。
また、カランコエの開花時期は長く、年末から初春まで絶え間なく咲き続け、寂しくなりがちな冬の室内を明るく彩ってくれます。

カランコエを楽しむ

園芸種のカランコエの花の観賞期はおおむね11月~翌年2月で、多肉性の葉は周年楽しむことができます。「長く楽しめるのが特徴の一つです」と言われますが、「カランコエを長く楽しむ」には、「良い健康な株を購入すること」と「適切な育て方をすること」なしにはできません。
カランコエの生育サイクルはつぎのとおりです。
  • 11月~翌年2月に開花して室内で観賞します。
  • 花が終わったら、花がら摘みを行い、3月まで室内で栽培します。
  • 6月に切り戻しを行うと同時に挿し芽をします。
  • 晩夏に鉢上げを行います。
  • 9月に短日化処理を始めます。
  • 11月中旬、降霜前に室内へ取り込みます。
適切な育て方をするためには、
  • 良く日光に当てる。ただし、葉焼けに注意し、短日化処理も忘れずに!
  • 寒さには弱いので室内へ取り込み、カーテンで冷気をシャットアウト!
  • 夏は暑さで弱るので、6月に思い切って切り戻す
  • 真夏を除き11月~翌年2月の開花中の施肥は欠かせません
  • 過湿に注意する
  • 花がら摘みは欠かせません
などに注意して栽培しましょう。
  

カランコエの栽培カレンダー

カランコエは開花調整をした鉢花が通年出廻っていますが、本来は日が短い初冬から初春に開花する短日性植物です。従って、その良さが発揮される季節は、他の花が少なくなる冬です。 カランコエの栽培カレンダー
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