千両(センリョウ)の栽培法
千両(センリョウ)を増やす方法は挿し木が一般的で、3月から4月頃に新芽の前に行いますが、我が家では、鳥が果肉を食べた後のこぼれ種で毎年発芽しています。千両(センリョウ)を庭木として植える場合は、午前中だけ日があたるような場所がよく、木陰に植えるようにします。または明るい半日陰の場所へ置くか、75%位の遮光率になるように遮光ネットで光量しています。
夏期は表土が乾かないよう水を与えていますが、それ以外の季節は自然の恵みに任せています。千両(センリョウ)の肥料は成長を始める3月下旬頃から6月までと9月、10月に月1回、固形の油粕などの有機質肥料を置肥しています。
千両(センリョウ)の実は野鳥に食べられますので囲いをします。
鉢植えの千両(センリョウ)は地植えの千両(センリョウ)に比べて、花や実付きが悪いことがあります。花が咲かないのはたぶん根詰まりをおこしていることが原因かもしれません。千両(センリョウ)の仲間は地上部のわりに立派な根をしています。