ざる菊とは
ざる菊は分枝性が菊の中で最大で、伏せたざる状に敵芯せずに自然に丸くなり、畑植えや鉢植えで栽培することができます。11月になると、神奈川県や福島県でざる菊の鑑賞会が開かれますが、畑植えが圧倒的に多く、管理人が知る限りでは大規模なものは1箇所です。
ざる菊の定義はありませんが、一般にドーム菊などに比べ自然分枝性がより優れ、摘芯(ピンチ、芽欠き)をすることなく栽培環境によりドーム菊などより株は遥かに大型化します。ざる菊は個人の命名で品種名はいずれも不明ですが、10余種があると言われており、畑栽培の場合、苗一本は直径1m前後の伏せたざる形になり、花は小花一株で2千前後に達する場合もあります。
ざる菊の苗は園芸店やホームセンターなどで販売されていません。管理人はざる菊の鑑賞会やJAなどで初冬に開花株を購入し、花後の管理から始めて、翌年4月に苗を掘り上げています。赤色やピンクなどの開花株の入手は難しいので、知り合いの農家さんから苗を購入します。
ざる菊の育て方はつぎのページをご覧ください。