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ミニバラを楽しむ

「カラフルミニバラ」では、 手頃な価格で販売されており、赤色・ピンク色・黄色・レンガ色・赤黒色など花色が豊富で、ほぼ周年という長期間鑑賞することができるカラフルなミニバラをご紹介しています。
園芸やガーデニングで花を育てることが好きでない方でも、長持ちする鉢花はとても嬉しい贈り物になります。

ミニバラとは

ミニバラは『ミニュチアローズ』の通称で、小型の特性を保有するバラです。一般的に小型の株に小輪の花を咲かせ、鉢植えに適しています。
花色は赤色・ピンク色・黄色・レンガ色・赤黒色など豊富で、多くの新種が四季咲きで適切な管理をすれば、春から秋まで咲き続けます。また、休眠期である2月に温室で咲かせた『開花株』は冬でも流通しています。
ミニバラは他の系統のバラと比べると、芳香性品種が少なく、枝が細いために耐寒性は少し弱いですが、関東地方以西の平地であれば屋外で冬越しできます。

ミニバラの品種

ミニバラの品種は、花色・樹高・花径・樹形タイプでつぎのように分けることができます。
  • 花色は赤色・ピンク色・黄色・レンガ色・赤黒色など
  • 樹高と花径で小型タイプ(樹高:20cm位・花径:1〜2cm)・中型タイプ(樹高:20〜40cm位・花径:2〜4cm)・大型タイプ(樹高:30〜120cm位・花径:5cm以上)に分けられます。
  • 樹形タイプは木立ち性(ブッシュタイプ)・半つる性(シュラブタイプ)・つる性(クライミングタイプ)に分けられます。

ミニバラの購入や観賞時期

ミニバラの苗や開花株の流通はつぎの通りです。
  • 地掘りの大苗(接ぎ木2年生苗):秋(10月下旬〜2月)
  • ポット植えの新苗(接ぎ木1年生苗):春(4月中旬〜6月)
  • 鉢植えの苗(新苗や大苗を鉢植えして育てたもの、専門店):周年
  • 挿し木の開花株:周年
また、屋外の環境に慣れたミニバラは5月に再び開花します。その間に適切な管理を行えば、晩秋まで咲き続けます。さらに翌年の春にまた花を楽しむことができます。 ミニバラの栽培カレンダー 5月:ミニバラは早咲きの品種が多いので、4月〜5月のゴールデンウィーク頃に一番花が開花します。一番花以降の礼肥、二番花以降の追肥を与え、栄養分の補給をします。
6月:黒点病を防ぐために、梅雨どきは雨を避けられる軒下やシェルターの下で管理します。また、黄ばんだ葉や枯れた葉を取り除いて、綺麗に掃除をして株の内部を清潔に保つように心がけます。
7〜8月:半日陰や30%カット遮光ネットの下で西日が当たらない通風のよい場所に移動します。また、地面やコンクリート舗装の上に直置きせず、花台などの上に置いて鉢底に空気が当たるように管理します。
10月:四季咲き性は再び見頃を迎えます。花がらはこまめに摘み取ります。
11月下旬以降:休眠期に入り、鉢替えが可能になります。ミニバラの鉢増しは通年可能ですが、株を大きくしたくない場合は、「根鉢を1/3位崩して同じ鉢に植え替える」鉢替えを行います。鉢替えを行うと以後の生育が良くなります。
12月下旬以降:2月までの間に冬剪定を行い、剪定後は寒肥を与えます。
  

ミニバラを楽しむ

園芸種のミニバラの観賞期はおおむね4月~11月ですが、温室育ちの開花株を含めると周年と、「長く楽しめるのが特徴の一つです」。「ミニバラを長く楽しむ」には、「良い健康な株を購入すること」と「適切な育て方をすること」なしにはできません。
良い健康な株を購入するためには、
  • 低温に当てられた株は避け、
  • 下葉も緑色で茎が太いもの。
  • 花や蕾や新芽が元気なもの。
などに注意して購入しましょう。
適切な育て方をするためには、
  • 日向〜やや半日陰と半日以上日に当てること
  • 病害虫対策をしっかり行うこと
  • 剪定や切り戻しを適期に行うこと
などに注意して栽培しましょう。
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