冷涼な半日陰で育アストランティア

ガーデニング&園芸

冷涼な半日陰で育アストランティア

アストランティアを楽しむ

「アストランティア」では、星のような形の花を咲かせ、自然の風情が感じられるナチュラルな雰囲気が人気で庭植えや鉢植え、切り花、ドライフラワーなどに幅広く使われるアストランティアの品種・基本を押さえれば育てるのはとても簡単な適切な育て方に関する情報をご紹介しています。
特に赤紫色のアストランティアは夏に鑑賞すると涼しげな印象を与えてくれ、この花が5ヶ月の長きに渡って咲き続けます。

アストランティアとは

アストランティアとはこんな花です。
  • 原産地:ヨーロッパから西アジア。
  • 花色:白色・赤色・ピンク。
  • 草丈:40㎝~80㎝。
  •  
  • 5月中旬~7月になると、長い茎を上部で分枝させ、径2~3㎝の半球状の花序を出します。
花の持つ香りや自然の中で生きる可憐な姿から受ける印象などを言葉にし、花を渡すことで感情を伝える手段として「花言葉」が作られたと言われています。
アストランティアの花言葉はつぎのとおりです。
  • 愛の渇き
  • 知性

アストランティアの品種

アストランティアの品種は世界で約9種類あります。主に栽培されるアストランティアはマヨール種(Astrantia major)を元に品種改良された園芸品種です。マヨール種は、ヨーロッパの中央部から東部にかけて分布する多年草で、森林の中の空き地や、牧草地、草原、河川に近い場所などに自生しています。
  • アストランティア・ローマ:上品なピンクの花。花つきもよく、草姿のバランスがよい。開花時期は初夏~秋。
  • サニングデール・バリエゲイテッド:春の新葉が特に美しい。夏以降は斑がなくなり緑葉となる。性質は強くつくりやすい。開花時期は5月~7月頃
  •  
  • アストランティア・バックランド:白に近いごく淡いピンク色。早生で花つきがよく、比較的コンパクトな草姿。開花時期は5月~7月頃
  •  
  • ルビー・ウエディング:鮮やかな赤色。成長が遅く、やや育てにくい。開花時期は7月~10月頃
  •  
  • ‘スノー・スター:白花大輪の強健種。弁先は緑色。草丈も高い。開花時期は初夏~秋。
  •  
  • ‘フローレンス:優しいパステルピンクの花が咲きます。開花時期は初夏~秋。
  •  
  • ‘ムーランルージュ:赤色の花が咲きます。開花期間が長い特長があります。開花時期はムーランルージュ
アストランティアの花色は、白色から淡いピンク、赤紫色、赤々まであります。斑入りの葉の品種もあります。原種の中で使われているものはマヨールという種類で、日本ではマヨールを品種改良したものが多く流通しています。品種によって花期や草丈、性質が違います。

アストランティアを楽しむ

園芸種のアストランティアの観賞期はおおむね5月~7月で、「開花期が長い」と言われ、冷涼な気候があれば夏の間もつぎつぎに花を咲かせますが、「適切な育て方をすること」なしにはそれもできません。
適切な育て方をするためには、
  • 日当りと水はけのよい土壌。
  • 冷涼な気候を好みます。
  • 日照不足になると花付きが悪くなります。
  • 終わった花はその茎元で剪定。
などに注意して育てましょう。
  
ハンディのちから:ハンディ生活にちから(力)になる応援情報サイト内の画像・素材を
無断で複製・転載・転用することはご遠慮ください。
Copyright(C)2005.ハンディのちからAll Right Reserved.