ガーデニング＆園芸

草花・アストランティア

アストランティアの育て方

「アストランティアの育て方」では、置き場・水やり・施肥・切り戻し・鉢植えなどのアストランティアの生育環境や繁殖・病害虫などアストランティアをシーズン物で終わらせたくない方へアストランティアの育て方を提案しています。

アストランティアの生育環境

アストランティアの生育環境には、「置き場」・「水やり」・「施肥」・「切り戻し」・「鉢植え」などの管理が必要です。アストランティアなどを育てていて一番落胆するのは、開花しないときではないでしょうか。開花しないの原因は水不足、肥料不足、日照不足、温度不足、病害虫があります。
アストランティア栽培のポイントは

日当りと水はけのよい土壌。
冷涼な気候を好みます。
日照不足になると花付きが悪くなります。
終わった花はその茎元で剪定。

です。

アストランティアの置き場

アストランティアは一般的には日当たり・風通しがよい場所を好みます。
冷涼な気候を好みますので、真夏に西日が強く当たる場所で栽培するのは不向きです。明るめな半日陰なら栽培可能ですが、日照不足になると花付きが悪くなります。
アストランティアは耐寒性で冬越しは難しくありませんが、高温多湿の地域では夏越しが難しい草花です。乾燥と地温が上がることを防止する手段として、マルチングが有効な対策です。

アストランティアの水やり

アストランティアは過湿になると枯れることがあり、根付いた後は基本的には水やりは必要ありません。鉢植えは土の表面が乾きはじめたら「たっぷりと与える」と水が根全体にゆきわたりますので、底からしみだすほどタップリやることが大切です。
また、水は葉や花に掛けてはいけません。イラストのように株元に水やりをします。
花壇植えのアストランティアはほとんど水やりの必要はありません。日照りが続いた場合はたっぷりと水を与えます。

アストランティアの肥料

肥料は与えすぎないように注意ます。植え付けの際、遅効性の元肥を少量施しておくと、春と秋に緩効性化成肥料を株元に置き肥をすれば十分です。

アストランティアの切り戻し

花は枝分かれしている形状で1本の茎からたくさんの花が次々に開花します。終わった花はその茎元で剪定しておくと、次々と花が開花します。

アストランティアの植え付け

鉢植えは、2～3年に一度、植え替えをします。寒冷地では、数年間は植えっぱなしでもよく育つ草花です。

アストランティアの病害虫

アストランティアの害虫は主にネコブセンチュウ、病気はうどんこ病が発生します。つぎの薬剤が効果的です。

ネコブセンチュウによる被害は、その名の通り根に無数のコブが現れます。500種以上の植物に寄生しますが、このセンチュウに寄生された植物の根は、数珠のようにコブが膨れ、栄養の吸収が阻害されます。そのため、地上部はしおれ、収量が低下します。ひどいと枯死する場合もあります。またニンジンやゴボウ等の根菜類は根の奇形や枝分かれとなります。
うどんこ病は葉の表面で繁殖するので発生初期ならサプロール乳剤、カリグリーンなどの散布も有効です。病気が進行している場合は肥培管理を適切にしてバランスの良い肥料やりを心がけます。

アストランティアの病害虫は早期発見に努め、下記の中から3種類の殺虫剤や繁殖力の低下資材を用いて駆除します。アストランティアに限らず発見したらすみやかに園芸用の殺虫剤等で駆除することが大切です。　

薬剤名：	テキスト：	用途：
ネマトリンエース粒剤	ネマトリンエース粒剤　2kg	線虫と接触することにより、殺線虫効果を示し、低濃度でも線虫の運動を阻害します。また、線虫の根部への侵入防止、根内の線虫の発育抑制などの効果を示し、安定した高い効果を発揮します。
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STダコニール1000	住友化学園芸 STダコニール1000 30ml	うどんこ病・灰色かび病・菌核病などに効果の広範囲の病気に防除効果をあらわす総合殺菌剤