秋明菊とは
秋明菊は半常緑性の大型の多年草で、地中の根は太く長く伸びて、至るところから不定芽を出してふえます。夏の終わり頃から花茎が伸び出し、先端にまず1輪、そしてその両わきに1輪ずつ、さらにそのわきというように順に花を咲かせます。花弁は退化し、花びらのように見えるのは萼片です。開花後は綿毛に包まれたタネが付くこともあります。秋明菊は秋の風情を感じさせる優雅な花で、切り花をはじめ、花壇や鉢植えに広く利用されています。京都の貴船地方に野生化したものが見られます。これがキブネギクで、本来の秋明菊です。
- 原産地:中国、台湾
- 草丈:30~150cm
- 開花期:8月中旬~11月
- 花色:白色、ピンク
- 耐寒性:強い