ハンディのちから

ガーデニング&園芸

洋ラン・オンシジウム

オンシジウムの置き場

オンシジウムは強い直射日光を当てると「葉焼けをおこします」、葉焼け防止のために7月~9月中旬は遮光ネットによる50%~60%遮光、5月~6月および9月中旬~10月は30%遮光必要です。しかし、あまり遮光し過ぎると花付きが悪くなります。
最低気温が15~18℃以下になる頃に室内に取り込みます。冬越し温度は最低10~15℃ですが。10~12℃に保ちます。オンシジウムは温度と湿度があれば、花芽をすくすく伸ばして開花します。
最低気温が15℃になったら屋外に出します。  
  

オンシジウムの水やり

植え込み材料の表面が白っぽく乾いたら、たっぷりと水を与えます。冬は生長しないのでさほど水を必要としません。乾いて2〜3日経ってから水やりをします。  

オンシジウムの施肥

オンシジウムは固形肥料と液体肥料を与えます。固形肥料は化成肥料を5~7月(7月は与えなくてもよい)に置き肥を与えます。液体肥料は屋外に出す頃の4月下旬~10月中旬に、1週間~10日に一度の頻度で施肥します。10月になると、窒素分を含まないリン酸分が多い肥料を施肥します。

オンシジウムの植え替え

4月~5月に植えかえや株分けを行います。しかし、株分けはかなりの大株になってから行うことをおすすめします。株が小さいうちに株分けすると、新芽が十分に育たずに花が付かないことがあります。
子株は次第に高くなっていく傾向があり、根が空中や鉢の外にはみ出します。
根が細くて多いので、ミズゴケでは植え替えの手間がかかるため、バーク植えの方が手軽です。洋ラン用土は水ゴケ+素焼き鉢またはミックス用土(軽石70%+バーク30%)+プラスチック鉢がよい。鉢は新しいものを使用して古い鉢は捨てます。
  

オンシジウムの殖やし方

オンシジウムは株分けができます。大株でバルブがたくさんある場合に、しっかりと葉のついたバルブ3個を目安に分けて新しい鉢に植え替えます。株分け、植え替え直後は明るい日陰で管理し、水は乾いてから与えます。
株が大きくなってバルブの数が増えたら株分けでふやすこととができます。細かく分けすぎるとその後出る新芽の伸びが悪くて、翌年花が咲かないことがあります(作落ちと言います)。適期は4月~5月で通常植え替えを兼ねて行います。

オンシジウム栽培ポイント

オンシジウムの栽培ポイントはつぎのとおりです。
春~秋までは屋外の50%~60%の遮光ネットなどの下などで管理し、寒い時期は、屋内の日がよくあたる窓辺などで管理します。生育が早く、すぐに鉢からはみ出すので、鉢からバルブがはみ出し始めたら植えかえます。大株になったら、同時に株分けも行い、1株が3バルブ以上になるように切り分けます。花芽が伸び始めたら、支柱を立てて花芽を引き起こして誘引します。  
  

オンシジウムの病害虫

オンシジウムの害虫はカイガラムシやアブラムシ、ハダニがあります。
  • アブラムシは捕殺、薬剤散布
  • カイガラムシは濡れティッシュや、歯ブラシなどで優しくこすり落としましょう
  • ハダニは濡薬剤散布。また、湿気を嫌うため、株全体(葉裏含む)に霧吹き等で水を与えましょう
       
薬剤名: 画像: テキスト: 用途:
ベニカXファインスプレー 住友化学園芸 ベニカXファインスプレー 420ml アブラムシ、ヨトウムシ、カイガラムシ、ハダニなど
スミチオン乳剤 住友化学園芸 スミチオン乳剤 100ml A アブラムシ、ヨトウムシなど
マラソン乳剤 殺虫剤 マラソン乳剤 100mL 関東当日便 カイガラムシなど
オルトラン粒剤 住友化学園芸 GFオルトラン粒剤 200g アブラムシ・アオムシ・ヨトウムシなどの害虫

オンシジウムの栽培カレンダー

オンシジウムの水やり,オンシジウムの施肥・オンシジウムの植え替え・オンシジウムの病害虫などのオンシジウムの栽培カレンダーはつぎのとおりです。 夏咲き・秋咲き種カトレアの栽培カレンダー
  
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