アカヤシオ(赤八汐)を楽しむ

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樹木・アカヤシオ(赤八汐)を楽しむ

「アカヤシオ(赤八汐)」では、障害者やシニアなどのハンディをお持ちお客さまに、病気や怪我の予防やストレス解消の役にたつ、旬の花の1つであるアカヤシオ(赤八汐)のプロフィール・栽培法・鑑賞法・花言葉に関する情報を提供しています。

アカヤシオ(赤八汐)のプロフィール

アカヤシオ(赤八汐)のプロフィールはつぎのとおりです。
  • ツツジ科ツツジ属
  • 原産地は 栃木県や群馬県の山地に多く分布
  • 江戸時代初期に渡来、栽培されている
  • 耐寒性落葉低木
  • 花のほかに樹形や実も鑑賞価値があり
  • 樹高は3m~5m
  • 開花期は4~5月
  • 色は白みがかった薄いピンク色

アカヤシオ(赤八汐)の花・葉・実

花は葉の展開に先立って花を咲きます。花径は4~5cm、花の色は白みがかった薄いピンク色です。 花冠は広い漏斗状で、先が5つに深く裂け、裂片には丸みがあり、柔らかな感じがします。 雄しべは10本です。
葉は楕円形で互い違いに生える(互生)が、枝先に5枚が集まってつくので輪生しているように見える。
実は蒴果で、長さ1~2cmの楕円形、熟すと5裂します。

アカヤシオ(赤八汐)の栽培法

アカヤシオ(赤八汐)の生息地が山地でありますが、庭木としても人気があります。真夏の環境に弱い植物のため、温かい都心での育成は極めて難しいです。
アカヤシオ(赤八汐)は日向の乾燥環境を好み、半日陰での環境で育成を行うと花つきが悪くなります。一方、夏を乗り切るには涼しい環境で行う必要があります。植え付けは11月~3月が最適です。
アカヤシオ(赤八汐)の水やりは植え付けた後の1年間は用土が乾燥しないように注意します。乾いていない状態で与えていると根腐れの原因になります。特に真夏の暑い時期は乾燥しやすくなりますので、朝と夕方に水やりします。
アカヤシオ(赤八汐)の肥料はやせた土壌での育成の場合であれば、1月~3月頃に寒肥として油かすとピートモスなど有機質肥料を施肥します。また開花を終えてから追肥として緩効性化成肥料を与えるとより良い育成になります。
アカヤシオ(赤八汐)は庭木として植え付けを行う場合には、剪定を好まない品種であるので涼しい環境で育成が可能な場所を選びます。剪定は開花の直後に行い、樹形を大きく乱している枝のみを行います。
4月~9月頃の時期はハダニなどの害虫がつくことがありますので駆除の消毒を散布します。
アカヤシオ2
 
  

アカヤシオ(赤八汐)を楽しむ

アカヤシオ(赤八汐)の開花時期はだいたい4月~5月で、桜と入れ替わりで咲き始めます。花が終わると結実し始め、9月~10月頃に赤い実が熟します。
アカヤシオ(赤八汐)は山地の自生しているものを鑑賞しますが、庭木として観賞され、寺院や公園でもが栽培されています。
アカヤシオ(赤八汐)は御在所ロープウエイで上がった山上公園・夏井川渓谷などで見ることができます。詳しくは「アカヤシオ(赤八汐)の群生地を探す」を参照ください。
庭に植えつけた場合でもそれほど背が高くならず、せいぜいで3~5mほどです。また、小枝が長く伸びやすい特徴があります。
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