アカヤシオ(赤八汐)の栽培法
アカヤシオ(赤八汐)の生息地が山地でありますが、庭木としても人気があります。真夏の環境に弱い植物のため、温かい都心での育成は極めて難しいです。
アカヤシオ(赤八汐)は日向の乾燥環境を好み、半日陰での環境で育成を行うと花つきが悪くなります。一方、夏を乗り切るには涼しい環境で行う必要があります。植え付けは11月~3月が最適です。
アカヤシオ(赤八汐)の水やりは植え付けた後の1年間は用土が乾燥しないように注意します。乾いていない状態で与えていると根腐れの原因になります。特に真夏の暑い時期は乾燥しやすくなりますので、朝と夕方に水やりします。
アカヤシオ(赤八汐)の肥料はやせた土壌での育成の場合であれば、1月~3月頃に寒肥として油かすとピートモスなど有機質肥料を施肥します。また開花を終えてから追肥として緩効性化成肥料を与えるとより良い育成になります。
アカヤシオ(赤八汐)は庭木として植え付けを行う場合には、剪定を好まない品種であるので涼しい環境で育成が可能な場所を選びます。剪定は開花の直後に行い、樹形を大きく乱している枝のみを行います。
4月~9月頃の時期はハダニなどの害虫がつくことがありますので駆除の消毒を散布します。