ハナカイドウ(花海棠)の栽培法
ハナカイドウ(花海棠)の用土は水はけが良く肥えた土を好みますので、地植えの場合は堆肥や腐葉土をたっぷりと混ぜ込みます。鉢植えの場合は赤玉土6:腐葉土4の割合で混ぜた土を使用します。日当たりの良い場所でないときれいな花が咲きません。
ハナカイドウ(花海棠)の植え付けは11月~12月が最適です。
ハナカイドウ(花海棠)の水やりは長期間雨が降らない場合を除いて水を与える必要はありませんが、鉢植えや盆栽の場合は土の表面が乾いたらたっぷりと与えます。
ハナカイドウ(花海棠)の肥料は2月に寒肥としてたい肥を施肥し、9月初旬にリン酸が主成分の油かすと骨粉を混ぜた肥料を株元に1~2握り施肥します。
ハナカイドウ(花海棠)の剪定は落葉している1月~2月に、花芽を確認しながら(花芽分化は前年の夏)、なるべく花芽を落とさないように行います。花芽は徒長した枝には着かず、短枝に着くため、長い枝を半分程度に切り詰め、単枝を増やすように剪定します。樹形を乱す不要な枝は付け根から切り取ります。長く伸びた枝を4から6芽を残して上部を切り落とします。短い枝は切らずに残しますが木の内側に向かって伸びる枝は日光を遮ったり邪魔になりますので切り落とします翌年も新しく伸びた長い枝を4~6芽残して切り落とします。