ハンディのちから

健康生活ー病気予防

胸椎黄色靭帯骨化症・鍼灸による疼痛治療

障害者やシニアなどのハンディをお持ちのお客さまに、病気や怪我の予防や健康管理のうち、障害者の役にたつ胸椎黄色靭帯骨化症に起因するお灸による疼痛(痛み)との闘いに関する情報を提供しています。
薬による両下肢部分の疼痛治療方法では痛みが治まらず限界を感じて始めた、お灸による疼痛の治療方法や効果の推移を掲載します。お灸による疼痛(痛み)との闘いがお役に立てれば幸甚です。
2010年現在も効果は持続していますが、毎週の施術が必要なことが課題です。極最近は2週間に1回でも効果は持続していますが、2週間に1回の施術が必要不可欠です。

お灸との出会い

2005年は9月頃から、足の裏から太腿に渡る疼痛(痛み)7レベルに悩まされ続けました。いろいろ思案の果てに、固定術後、痛みがとれない人には最適な療法と言われている、脊気髄電刺激療法を模索し、大学付属病院の主治医に相談しました。脊気髄電刺激療法とは、脊髄に弱い電気を流し、その刺激で痛みを和らげる治療方法で、日本では平成10年に厚生労働省より承認されております。しかし、この治療方法は、電気刺激を発生させる装置(パルス発生器)と、その刺激を脊髄へ送るリードを体内に植込む手術が必要になります。
その結果、両下肢部分のお灸による疼痛の治療方法を奨められました。このとき、お灸の種類や効果の知識は何もない状況でした。

お灸の種類

「お灸」には、皮膚に火傷や水疱ができず、醜い痕(あと)が残らない温灸と直に肌の上にモグサを乗せ、モグサが全部燃え尽きるまで肌の上において置く直接灸があります。
温灸は跡が残らない(熱感を伝える)お灸療法です。温灸の一つである、知熱灸は1cmほどのピラミッド型に整えたもぐさを使い、火をつけて燃やしていき、「熱い」と感じたらすぐに取るお灸です。皮膚に達することはないのでやけどの心配はありません。温かくとても気持ちがいいお灸です。 顔など灸痕を残したくない部位や、熱いお灸が苦手な方にも知熱灸は安心してすえることができます。 また、指で押してつぼを探して、痛い部分や炎症部分に知熱灸をすえると、痛みや症状が早く収まります。
温灸のもう一つである、千年灸(商品名) とっても手軽な温灸療法です。シールがついたものを使えば、体に貼り付けて簡単にできます。「熱い」と感じたら、取るか、または別の部位へ移していきます。

お灸治療

2005年は12月に初めて鍼灸の先生の診察を受けました。
知熱灸を毎週1回、1回あたり約30分の治療が始まりました。 2006年は2月には効果が現れ始めました。足の裏から太腿に渡る疼痛(痛み)7レベルの痛みが足の裏から足の上部に渡る3レベルまで緩和されてきました。もちろん、その間の投薬治療は一切ありません。
さらに、意外な効果が現れました。失禁や便秘の改善です。それまでは、尿意を催すと数メートル先のトイレが間に合わなかったり、夜中に2〜3回トイレに行っていました。うれしいことに、失禁は極端に減り、夜中のトイレも1回か無しに改善されました。
お灸の効果は、熱が体の奥まで浸透する、熱がツボを刺激する、温熱効果により体内が温められるなどの相乗効果によるものとされています。
つまり、 お灸の熱が体の奥まで浸透し、お灸の熱がツボを刺激し、体内の気と血のめぐりをよくし、関節炎、筋肉痛、生理痛、膀胱炎などの痛みに良く効いたり、お灸の温熱効果により体内が温められ、体力増強、体質改善になり、 虚弱体質、慢性疾患に効果があると言われています。
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