ハンディのちから

健康生活ー歩行補助具

杖の機能

「杖の機能」では、 障害者やシニアなどのハンディをお持ちのお客さまに、病気や怪我の予防や健康管理のうち、障害者の役にたつ歩行補助具のうち、杖の機能に関する情報を提供しています。
杖の機能を決める項目には、杖の長さ・携帯性・握り(グリップ)の形と材質・支柱(シャフト)の材質と太さ・杖の重さがあります。

杖の長さ

杖の長さに関しては、杖の長さが変えられない固定式の一本杖と最小長さ〜最大長さの間で伸縮できる長さが変る伸縮式杖があります。
一本杖は使用する方の1パターンにぴったり合った長さの杖ができますが、その他のパターンでは長過ぎたり、短すぎたりします。一本杖は支柱(シャフト)をカットして長さを調整します。長さ調節はできませんが、先ゴムを外し、シャフト先端を切断することにより、長さ変更は可能です。また、余分な部品が少なく比較的単純な構造なので扱いやすく、軽い杖が多い。
伸縮式杖はシャフトが上下に分かれているタイプです。2本のシャフトをスライドさせることにより、杖の長さが調節できます。伸縮式杖はハイヒールのときでもローヒールときでも、それぞれのパターンにおおむね合った杖の長さに調整することができます。しかし、おおむね25〜25mmピッチですので、いずれのパターンでもぴったりといかないこともあります。
このタイプにはラチェット式とスライド式があり、それぞれ一長一短があります。ラチェット式はボタンをシャフト上の穴に引っ掛けて長さ調節をするタイプで、スライド式は下のシャフトを回しながら固定します。
ラチェット式の特徴は安全確実に固定できますが、おおむね25〜25mmピッチの穴の位置で固定されますので、ぴったりいかないことがあります。多くの杖では、確実に止めることができるラチェット式が主流になっています。スライド式は自由な位置に固定できますが、しっかり固定しないと縮んでしまう危険があります。
ラチェット式による段階伸縮の段階数はおおむね4〜14段階ありますが、間隔はおおむね20〜25cmとあまり変りません。一方、調整できる全高はおおむね75cm〜280cmです。
「伸縮式杖」は杖をつくたびに支柱(シャフト)とロックピンに力が作用します。この力で支柱(シャフト)のアルミ合金が負け,ロックピンを通す穴が大きくなり,がたつきが発生します。長さの調節機能の実現により強度的な低下が生じ、余分な部品や材料を持つことにより,「一本杖」に比べると重くもなります。

携帯性

折りたたみ杖

旅行や長距離歩行で疲れたときや車いすと組み合わせて使うときに、折りたたみ杖は便利です。使わないときには短くして鞄や手提げ袋などに仕舞える、携帯のために折りたためる杖が数多くあります。
折りたたみ杖の構造は上側の接続部分は広げ、下側の接続部分は絞ってただはめこんであるだけです。上下の接続部分がバラバラにならないように、支柱(シャフト)の中をゴムひもまたはワイヤーが通り支柱(シャフト)が真っ直ぐになるように常に引っ張っています。ゴムひもで引っ張っているタイプの場合、ぴったりとした専用袋に入れるか、ゴム紐などで縛って手提げ袋などに入れる必要があります。一方、プルストップ式(ワイヤー連結式)折りたたみ伸縮杖の特徴は跳ね上がりがなくたたみ易い折りたたみ機能であり、ワイヤーで連結しているため劣化しにくいことです。
折りたたみ杖は携帯性を実現するために強度が犠牲になっていますので、接続部分の強度は低いために杖に体重をかけながら歩くことはできません。
折りたたみ杖のシャフトの中のゴムで連結する方式と、ワイヤーで連結する方式を揃えました ワイヤーで連結するプルストップ式は、折りたたんだ時に扱いやすく耐久性がより高いことが特長です。

杖の重さ

杖の携帯性は、折りたたみできることのほかに重さがあります。「ハンディのちから」でご紹介している、「杖の重さ」を比較すると、220g〜815gであることがわかります。あなたの使用目的に適した最安値の杖を探し出せます。250g以下の軽い杖は3種類、スライド伸縮・18mmシャフト・一本物など、軽量カーボンフォールディングステッキ、女性や小柄な方向きです。470g以上と重くならざるをえない杖がは4種類、多点杖とステッキ傘です。

グリップの形と接続形状と材質

杖の握り(グリップ)棒状のものから、手の形状に合った握りのものとがあります。
杖に対して大きな荷重をかけるものや、手への負担をかけたくないものには手のひら全体で荷重できる握りが適しています。握りは左右があります。
杖の握りとフレームの接続形状にはT字型、L字型、オフセット型があります。
握りやすさ、荷重点と床面と接する支持点のずれによる安定性に影響があります。握り易さからみるとオフセット型、L字型、T字型の順となり、安定性ではT字型、オフセット型、L字型の順となります。
杖の握り(グリップ)材はソフト樹脂・ウレタン樹脂・合成樹脂・堅木材(ポプラや楓など)・木製などで出来ています。杖の握り(グリップ)材は手のフィット感・馴染み汗の吸収性・手への優しさ・杖を壁に立て掛けたときの滑りにくさなどに影響します。

シャフトの材質と太さ

固定式や伸縮式杖の支柱(シャフト)材質はほとんどがアルミニウムであり、10%程度のシェアで固定式杖に限りカーボンや木製があります。
杖の支柱(シャフト)太さは16mmはオッセンベルグAG、17/16mmはインターリンクスSO、18/16mmはインターリンクスSD&オッセンベルグOS&キザキ&ひまわりV0、19/16mmはインターリンクスSS・SO&日進医療器TY125L&ウェルファン&ひまわりV24・V82、20.5/17.5mmはひまわりV44・V84、22/19mmはインターリンクスBO&日進医療器TY125&多点杖です。
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