ハンディのちから

健康生活ー歩行補助具

多点杖

「多点杖」では、安定感のある多点杖の使用環境(使用者&使用場所)・台座幅・台座奥行などの台座(ベース)の大きさ・杖の重さ・台座(ベース)と支柱の接続形状・握り(グリップ)情報をご提供しています。

多点杖の使用環境

多点杖は脚部が4点(3点タイプもあり)なので支持面が広く安定感があります。多点杖は歩行器と杖の中間的要素を持っていますので、使用者の体の状態や使用場所などの使用環境が制限されます。
多点杖は一本杖では歩行・歩行速度が不安定な方や片腕でカラダを支えられる方向きです。多点杖は自分で立って杖なしでも多少は歩けるので歩行器までは要らないが、杖(ステッキ)では頼りない方におすすめの、安定感のある自立杖(ステッキ)です。歩行のバランスによってベースの大きさも選べます。また、2段握り(グリップ)の多点杖は立ち座りの補助機能もあります。
多点杖は安定した床接地面があり段差やスロープのないフラット面な場所で使用可能な杖です。フラット面な場所で使用する場合でも一本杖とは使い勝手が異なります。一本杖は杖を前方に振り出して着地させ、着地点を中心に円弧を描くようにして進みます。このとき、石突きのゴムが点接触⇒面接触⇒点接触していきます。しかし、多点杖の台座(ベース)は真上から振り下ろすように移動させます。従って、スロープや段差では多点杖の支柱が傾きます。
多点杖の機能を決める項目には、台座幅・台座奥行などの台座(ベース)の大きさ・杖の重さ・台座(ベース)と支柱の接続形状・握り(グリップ)があります。

台座(ベース)の大きさ

「ハンディのちから」がご紹介している多点杖の台座幅・台座奥行などの台座(ベース)の大きさは、4点支持杖で110mm×110mm~380mm×215mm、3点支持杖で110mm×110mm~380mm×260mmとなっています。
使用者が歩行訓練中や不安定な状態の回復期にある場合は安定感のある大きい台座(ベース)を選びます。生活復帰と在宅生活や社会生活に向けての復帰期や自分自身を活かして生きがいをつくりだす発展期にある場合は、生活環境に合った大きさの台座(ベース)を選びます。例えば、私の生活環境のなかにある階段の踏面の奥行きはおおむね21mmです。階段で多点杖を使用する場合、205mm×155mm以下の大きさの台座(ベース)を選びます。

多点杖の重さ

多点杖の重さは、概ね4点支持杖で670g~1100g、3点支持杖で470g~1110gとなっています。
使用者が歩行訓練中や不安定な状態の回復期にある場合は、1000g以上の重さがあっても安定感のある大きい台座(ベース)を選びます。生活復帰と在宅生活や社会生活に向けての復帰期や自分自身を活かして生きがいをつくりだす発展期にある場合は、生活環境に合った重さの多点杖を選びます。例えば、私の生活環境のなかにある階段の踏面の奥行きはおおむね21mmです。階段で多点杖を使用する場合、205mm×155mm以下の大きさの台座(ベース)を選ぶと、重さも670g~850gと軽量になります。

台座と支柱の接続形状

台座(ベース)と支柱の接続形状はほとんどの多点杖が固定式ですが、サンポイントステッキと4ポイントステッキは杖先が回転し、支点が角度に合わせて動くので路面をしっかりと捉えます。
この機能は階段や坂道を歩行するときに大変有効です。
杖先が手首のように回転します。そのため、斜面の角度に合わせて接地するので、スロープや階段などでも路面をしっかりと捉えます。ステッキの棒と石突きの角度は、力のない方でも体を支えられる10度までに抑え、安心です。
本来の多点杖は全体重をかけても安定感がある杖ですが、この多点杖はシャフトと杖先が傾きますので、本来の4点杖とは使用方法が異なります。全体重をかけての使用が想定される方にはおすすめいたしませんので、ご注意下さい。

2段握り(グリップ)

ほとんどの多点杖の握り(グリップ)は1段ですが、「ハンディのちから」がご紹介している起立補助4点2931・起立補助4点2932・4点杖EA4-101は2段になっています。上下の2段グリップで立ち座りがとても楽にできる4点杖です。下のグリップで立ち上がりの補助ができ、歩行の際は上のグリップを使うことができます。
2段握り(グリップ)の使い方を説明します。まず、椅子に座った状態で両手でしっかりと2段グリップを握ります。つぎに前屈みになって前方へ体重をかけて立ち上がります。安定感のいい4本足なので、安心して体重をかけられます。座るときも、2段グリップをしっかり持ち、ゆっくりと腰掛けます。
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