ハンディのちから

健康生活ー歩行補助具

歩行器の種類

「歩行器の種類」では、ある程度自立して立ったり歩けるハンディが使える、屋外用歩行車・室内用前輪歩行器・室内用4輪歩行器・四脚歩行器(室内用無輪歩行器)などの歩行器の種類情報を提供しています。

屋外用歩行車

歩行車には4脚とも車輪があり、前輪が360度回転する自在輪、後輪が固定輪です。歩くときは歩行車の中に体を入れるように立ち、グリップを握って体を支えます。グリップにはブレーキがついていて、スピードを調整しながら歩くことができます。
一般のアスファルトの道路では、地面はゆるいかまぼこ型になっていますので、道路端を歩行している時、溝側に曲がる感じになります。坂道や傾斜のあるところはバランスを崩しやすい。段差や抵抗の多い道では車輪がひっかかりやすく、無理に強く押すとバランスを崩しやすい。


室内用前輪付歩行器

ピックアップ式歩行器の前輪2つがついているタイプの歩行器です。うしろを持ち上げ、前のキャスターを転がしながら進みます。ただし両手で歩行器の後部を持ち上げて前に進んでいくため、上半身の力が必要となります。
前輪は固定式とキャスター式の2種類があります。固定式は小さな車輪でキャスター式は大きな車輪です。



室内用4輪付歩行器

前輪付歩行器よりもさらに小さな力で動かせ、方向転換もラクにできるのが、4輪付歩行器です。動かしやすい分、前に出し過ぎてバランスを崩さないよう注意します。
歩行器の前輪はキャスター付ですが、後輪はキャスター付きと固定型の2種類あります。固定型後輪の場合、後輪を上から押すことによりブレーキが掛かりますので、4輪ともキャスター付より安全です。このタイプは後輪が内側に飛び出しているために、その分幅が狭くなります。
腕の力がなく、歩行器を持ち上げることが困難な方に向いています。


四脚歩行器(室内用無輪歩行器)

持ち上げながら歩いていく歩行器です。4つの脚があるので最も安定性に優れています。ただし両手で歩行器を持ち上げて前に進んでいくため、上半身の力が必要となります。移動速度は遅くなりやすく、屋外での使用は向いていません。
両手で歩行器を持ち上げて前に進め、体重をかけてから痛みがある側(患側)の足→痛みがない側(健側)の足の順に踏み出します。この動作をすることで、患側にかかる体重は約半分になるといわれています。ピックアップ式歩行器とも言われます。


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