ハンディのちから

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車いすの安定性・安全性

「車いすの安定性・安全性」では、 障害者やシニアなどのハンディをお持ちのお客さまの役にたつ、上り坂転倒角度・下り坂転倒角度・側方転倒角度・その他の不安定な方向の転倒角度やキャンバー、小さな補助輪などの転倒防止装置などの車いすの安定性・安全性に関する情報を提供しています。

条件は使用者
自身が決める

車いすの性能を表す項目には、運びやすさ・安定性や安全性・耐久性・操作性があります。その中でも安定性や安全性は最も重要です。
メーカーはこれらの試験結果を数値で表示しますが、規格では必要最低限の数値を定めていません。例えば、傾斜角度1°の坂道で後方に転倒する車いすであっても、そのことを表示すればその車いすは販売できるのです。
見方を変えて言うと、車いすの性能が使用者の条件に合っているか否かを決めるのは使用者自身なのです。このことは忘れないで正しい車いすの選び方を行ってください。
たとえば傾斜が急なスロープは、そもそも車椅子で上り下りすることができない可能性もあります。建築物に関するバリアフリー法では、スロープの傾斜は屋内の場合は1/12以下、屋外の場合は1/15が基準とされています。この基準よりも傾斜がきつい1/8などのスロープでは、介助者なしに車椅子で移動するのは大変危険です。

転倒角度は品質の
良否でない

安定性は上り坂転倒角度・下り坂転倒角度・側方転倒角度・その他の不安定な方向の転倒角度で車いすの性能が表示されています。
転倒角度は車いすの品質の良否を表すものではないことを理解しておく必要があります。使用者が上り坂では前傾姿勢などのように、走行面の傾斜に応じて上体の姿勢を変えられる能力によって選択する角度は異なります。
側方転倒を防止するためのキャンバーや後方転倒を防止するための小さな補助輪などの転倒防止装置もあります。それぞれ一長一短があります。
小さな補助輪などの転倒防止装置はつぎのようなタイプがあります。写真は管理人も使っている、収納式キャスター付きの転倒防止バーです。キャスター付きの転倒防止バーも試しましたが、段差を乗り越えるときに引っかかったりすることがわかりました。
  • キャスターなしの転倒防止バー
  • キャスター付きの転倒防止バー
  • 収納式キャスター付きの転倒防止バー

キャンバー

例えば、キャンバーの長所はハンドリムの頂点が使用者の側に近づき、狭い場所で指を障害物に当てることがなくなる反面で、短所は車いすの全幅は広くなります。後方転倒を防止するための小さな補助輪は、段差のある場所では駆動輪が走行面から浮き上がることもあります。
車いすのキャンバーは転倒防止と短い半径のために小回りができる、接触時に怪我をしにくいなどのメリットがあり、障害者スポーツでよく使われています。
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