独特な面白い姿のモンステラを楽しむ

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独特な面白い姿のモンステラを楽しむ

モンステラは熱帯アメリカに生息するつる性の植物で、葉は成長するにつれ、縁から切れ込みが入ったり穴があき、独特な面白い姿になります。 乾燥に比較的強く、明るい室内でたまに水やりをするだけで育ちますので、観葉植物としては育てやすい品種の一つです。また、耐陰性があるので、日光が入らない部屋でも、育ってくれます。

モンステラの飾り方

観葉植物は小型(71cm以下)・中型(71〜131cm)・大型(131cm以上)などに分けられ、飾る場所が限られます。
モンステラは3mを超える大型にまで生育する、モンステラ・デリシオサや仕立てタイプと、小型サイズから購入できる、モンステラ・アダンソニーやペルツーサがあります。また、耐陰性が強いモンステラもあり、室内のいろいろな場所に置くことができます。
モンステラには、風水的にも良い効果が期待できます。丸い大きな葉は全てを円満に治めるエネルギーが、上向きの葉姿は「陽」の気があるとされています。
管理人は、玄関・トイレ・リビング・寝室などに置いています。
陽の気を持つ植物を玄関に置くと幸運がやって来ると言われています。寒い、日当たりが悪い玄関へのインテリアとして、耐寒性や耐陰性が強いモンステラはおすすめです。
陰の気が溜まりやすい場所と言われているトイレに、陽の気を持つ丸い葉のモンステラは最適な場所です。通常サイズ鉢植えだとスペース的に問題がありますが、小型のモンステラを置けます。

モンステラの品種

日本に流通するモンステラの品種は6種類程度です。モンステラらしい深い切り込みが入った大きな葉から、切り込みのない葉、小さな葉まで様々な種類があります。
品種表示が無い大きなモンステラの多くがモンステラ・デリシオサです。
ヒメモンステラの愛称で知られるモンステラ・アダンソニーは小ぶりで可愛らしい観葉植物です。
モンステラ・アダンソニーと同一異名と言われるペルツーサはデリシオーサに比べると葉や茎が小型になり穴も少なく、葉の切れ込みが深く左右非対称です。
マドカズラは耐陰性があり非常に丈夫な品種で、日光が当たらない室内でも育ちます。しかし直射日光には特に弱いので窓際から離して置きます。
モンステラ品種では、モンステラの品種と仕立て方を含め8品種の草丈・状態・特徴・耐寒性などの情報を提供しています。 モンステラはたくさんの園芸品種があり、葉の形もバラエティ豊かです。

モンステラの育て方

モンステラの育て方のポイントは、育てる場所・水やり・剪定・増やし方・植替えなどです。
モンステラは春~秋にかけて屋外で管理することができます。しかし、直射日光を当てると、葉焼けを起こしますので、30%程度の遮光をします。 モンステラは基本的に温帯から熱帯地に自生している植物です。従って、夏の高温多湿に強いですが、耐寒性はあまり強くなく5〜10℃ですので、最低気温が15℃を下回る時期になったら室内へ取り込みます。
生育期に、土の表面が乾いたらたっぷり水やりします。ただし、過湿に注意します。 秋から冬は土が乾いてから2日後ぐらいにあげ、乾燥気味に管理します。
肥料は、生育期間のみ固形タイプのゆっくり効果のあるものを2ヵ月に1回程度あげましょう。
モンステラ・デリシオサを除くモンステラは基本的に剪定は必要ありません。
モンステラ・デリシオサは大きくなりすぎたり、間延びしたみっともない樹形になり、先端が垂れてきたりして樹形が乱れてきますので、剪定して、樹形を整えます。
モンステラは茎挿しや茎伏せで増やしています。 新しい気根がある茎は茎挿しがおすすめです。剪定した枝を利用して、茎挿しは6~7月頃、茎伏せで5~6月が適期です。
2〜3年で鉢が小さくなってしまいますので、1回り大きな鉢に植え替えます。植え付けも植え替えも適期は5月から7月です。
  
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