ストレリチアの品種
南アフリカが原産国のストレリチアは8種類の原種にノンリーフといった園芸種を合わせるとおよそ10の品種があります。日本ではストレリチア属にはストレリチア・ニコライ(オーガスタ)、ストレリチア・ノンリーフ、ストレリチア・レギネが栽培されています。ストレリチア・レギネは高さ1mほどで草丈は高くなりませんが、地植えのほかの種類は幹が立って10mほどにも大きくなります。ただし、鉢植えのストレリチアは高さ1m程度に留まり、観葉植物として葉の鑑賞が主体です。
耐寒温度が3℃程度と寒さにも比較的強く、海沿いの霜が降りないような暖地では戸外でもよく冬越しします。
ストレリチア・レギネは1つのつぼみから花を何度も咲かせ、切り花として人気があります。
ストレリチア・ニコライ(オーガスタ)は、バナナのように伸びた葉っぱが特徴的で、南国の雰囲気があります。 生長が比較的早く育てやすいですが、3m程度まで育てないと白い花を咲かせません。 オーガスタとして観葉植物として出回っている鉢植えは草丈が70〜130cmで、花を楽しむというより、観葉植物として葉っぱを楽しめます。
ストレリチア・ノンリーフは園芸品種で、生長していくに連れて、葉っぱがだんだんと小さくなっていきます。