フロアインテリアとして楽しむストレリチア

ガーデニング&園芸

観葉植物・ストレリチア

フロアインテリアとして楽しむストレリチア

ストレリチアはすらっと真っ直ぐに伸びたは葉っぱと特徴的な花を身につけますが、品種によってがらりと特徴を変える観葉植物です。花を楽しむもの、観葉植物として葉っぱを楽しむものなど様々です。

ストレリチアの飾り方

観葉植物は小型(71cm以下)・中型(71〜131cm)・大型(131cm以上)などに分けられ、飾る場所が限られます。しかし、通常ストレリチアは床置きサイズの観葉植物として売られており、フロア・インテリアとして楽しむこともできます。また、耐陰性が強いストレリチアもあり、室内のいろいろな場所に置くことができます。
丸く伸びる葉はリラックス効果があり、また葉が上に伸びることから、風水上では「陽」の性質を持っているとされます。 リビングなどといった人のいる部屋に置くのがおすすめで、運気を高める効果が期待できます。つぎのような飾り方があります。
  • 部屋のシンボルツリーとして飾る
  • 玄関先のウェルカムプランツとして飾る
  • 店舗などでは、商品の両サイドにシンメトリーに飾る

ストレリチアの品種

南アフリカが原産国のストレリチアは8種類の原種にノンリーフといった園芸種を合わせるとおよそ10の品種があります。日本ではストレリチア属にはストレリチア・ニコライ(オーガスタ)、ストレリチア・ノンリーフ、ストレリチア・レギネが栽培されています。ストレリチア・レギネは高さ1mほどで草丈は高くなりませんが、地植えのほかの種類は幹が立って10mほどにも大きくなります。ただし、鉢植えのストレリチアは高さ1m程度に留まり、観葉植物として葉の鑑賞が主体です。
耐寒温度が3℃程度と寒さにも比較的強く、海沿いの霜が降りないような暖地では戸外でもよく冬越しします。
ストレリチア・レギネは1つのつぼみから花を何度も咲かせ、切り花として人気があります。
ストレリチア・ニコライ(オーガスタ)は、バナナのように伸びた葉っぱが特徴的で、南国の雰囲気があります。 生長が比較的早く育てやすいですが、3m程度まで育てないと白い花を咲かせません。 オーガスタとして観葉植物として出回っている鉢植えは草丈が70〜130cmで、花を楽しむというより、観葉植物として葉っぱを楽しめます。
ストレリチア・ノンリーフは園芸品種で、生長していくに連れて、葉っぱがだんだんと小さくなっていきます。

ストレリチアの育て方

ストレリチアは非常に強健で日光を好む観葉植物ですが、耐寒性が高く3℃です。耐陰性もありますので、日向から日陰の室内でも、適切な管理をすれば、周年楽しむことも可能です。根が太いので、ほかの観葉植物より寒さや乾燥に強く、温暖地なら冬場でも北風をあてないよう管理すれば屋外でも越冬が可能です。
春~秋は屋外の明るい日陰、冬は日あたりの良い屋内に置きます。
生育期に、土の表面が乾いたらたっぷり水やりします。ただし、過湿に注意します。 秋から冬は土が乾いてから2日後ぐらいにあげ、乾燥気味に管理します。
肥料は、生育期間のみ固形タイプのゆっくり効果のあるものを2ヵ月に1回程度あげましょう。
最低気温が 連続して10℃以下になる頃、室内に取り込みます。 
  
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