シャコバサボテンのルーツ
シャコバサボテンはベンケイソウ科の色彩が乏しくなりがちな冬から春に鮮やかな色の花を咲かせる、冬の定番鉢花で、現在広く親しまれているものは、ブロスフェルディアナ種から改良された園芸品種です。シャコバサボテンのルーツはブラジルのリオデジャネイロ州のオルゴン山という標高1000m~1800m高地に自生しているカニバサボテンと、それよりも低いところで自生しているシャコバサボテンを自然交配してできたものだと言われています。
この「カニバサボテン類の交配品種群」をさらに交配して作られたものが、現在私たちのいうシャコバサボテンで、12月頃に咲くので、クリスマスカクタスとも呼ばれています。明治初期にわが国へ入ってきたと言われています。