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草花・シャコバサボテ

シャコバサボテン

「シャコバサボテンの育て方」では、 シャコバサボテンの置き場所・植え替え・葉摘み・水やり・肥料・日照時間(短日化処理)・赤芽摘み・挿し芽などのシャコバサボテンの育て方に関する情報を提供しています。

シャコバサボテンの栽培カレンダー

シャコバサボテンは3月中旬から4月上旬に休眠から目覚め、7月中旬までの約3花月間に盛んに生長します。8月から9月は生長が緩慢になり、9月下旬には花芽ができます。 シャコバサボテンの栽培カレンダー
  

シャコバサボテンを毎年咲かせる

シャコバサボテンの見栄えのよい花を毎年咲かせ続けるためには、次のような季節に応じた手入れや管理を小まめにすることが必要です。
  1. 植え替え
  2. 葉摘み
  3. 水やり
  4. 日照時間(短日化処理)
  5. 赤芽摘み
などの適切な管理が必要です。

シャコバサボテンの置き場所

シャコバサボテンは高温多湿を嫌います。春~夏にかけては、直射日光の当たる場所は避けて風通しの良い明るい日陰の屋外に置いて育てます。明るい日陰とは、直射日光はさし込まない午前中は日が当たるが午後からは日陰になるような場所です。物陰などの暗い日陰は生育上あまり良くありません。 風通しが悪く湿度が高い場所は生育不良を起こすこともありますので、管理人は丈夫な金網の上に鉢を置いて鉢の下からも風が通るようにしています。
シャコバサボテンは凍らせると枯れてしまいますので11月中旬頃に室内の日当たりの良い窓際などに移動します。あまり早い内から室内に入れると、 風通しが悪く湿度が高くなりますので注意します。

シャコバサボテンの植え替え

植え替えの目安は2年に1回ですが、植え替えが必要なシャコバサボテンの株は次のような株です。
  • 鉢の底から根が伸び出してきたシャコバサボテン
  • 水を与えてもすぐにしみ込まないシャコバサボテン
  • 葉が赤く傷みかけているシャコバサボテン
シャコバサボテンは着生植物のために、できれば毎年少なくても2年に1回、4月にソメイヨシノが咲き始めたら、水はけ・水もち・通気性がよい新しい用土に植え込みます。
私の用土の作りは、赤玉土中粒と鹿沼土中粒、腐葉土を等量配合しています。 根腐れ防止のために、市販されている「ミリオン」などの珪酸塩白土を用土に混ぜています。
この等量配合用土を作るのが面倒な方は、通気性・排水性に優れた市販のシャコバサボテンの用土・肥料を使うと良いでしょう。あるメーカーのシャコバサボテンの培養土の配合成分は、軽石・赤玉土・ピートモス・バーミキュライト・パーライト・バーク推肥・くん炭・ゼオライトとなっています。
  

シャコバサボテンの葉摘み

シャコバサボテンの管理で大切な作業のひとつに葉摘み(ピンチ・摘心)があります。株をバランスの良い形に仕立てたり、花を咲かせる ために大切な作業です。シャコバサボテンの葉は茎をつまみ軽くひねるだけで簡単に摘むことができます。主に作業を行うのは春と秋の2回です。シャコバサボテンの植え替えと一緒に葉摘みを行います。どの茎節もそろうように、葉の先端から1~2節目で、捻るようにして茎節を摘み取ります。葉摘みを行うと、葉摘みをした部分から2から3本の新しい茎節が伸びます。
下の左側の写真は冬越しをしたシャコバサボテンの株です。茎節の長さがバラバラで乱れた姿になっています。これを葉摘みしたシャコバサボテンが中央の写真です。右側の写真は摘み採った葉です。これを挿し穂に使います。
シャコバサボテン葉摘み前 シャコバサボテン葉摘み後 シャコバサボテン挿し穂
 

シャコバサボテンの水やり

シャコバサボテンの花を多く咲かせるには夏の終わりから秋にかけて、水管理を乾燥気味にするのが重要です。
シャコバサボテンの葉摘みを行った後、10日〜2週間ほど一切水を与えません。これも花のつかない新芽の発生を抑えるためです。
真夏はやや水やりを控えめにして鉢土の表面が乾いて1~2日待ってから水を与えるようにします。これは真夏以降にでる茎節の先端には花芽が付きにくいので 新芽の発生を抑えるためと、暑さで生育が衰えてさほど水を必要としないからです。真夏は鉢土の表面が乾きやすいですが、植物もあまり吸収されていません。
9月上旬から10月中旬までは水やりを休止することも大切な作業です。これによって、新しい茎節の生長を止めて、花芽が分化するすでにある茎節を充実させることができます。
10月中旬頃、涼しくなってきた頃に通常の水やりに戻します。花芽がじっと見ると確認できるくらいの大きさに生長したら、今度は乾かし過ぎないよう、土の表面が乾いたら与えるようにします。ここで油断して乾燥させるとつぼみがぽろぽろと落ちてきます。
冬は休眠 期にあたり生育も鈍り水分をあまり必要としません。月1~2回程度の水やりでじゅうぶんです。暖房の効いた部屋は好ましくありません。
  

シャコバサボテンの肥料

シャコバサボテンの肥料は生育期の5~7月に行います。ゆっくりと効く固形の肥料を月に1回、液体肥料を2週間に1回それぞれ与えます。7月以降は肥料を一切与えません。花芽の付かない新芽の成長を抑えるためです。

シャコバサボテンの日照時間管理

シャコバサボテン花芽
シャコバサシャコバサボテンは9月中旬から10月下旬頃の花芽分化期に日が短くなると花芽ができる性質があります。夜間の電灯でも影響してしまうので9月中旬から、 花芽がつくまでは電灯を避けた所に置くようにします。もし、そういう場所がない場合は、夜間だけ箱の中に入れるなどします。
また、9月下旬以降は日照時間とともに気温の管理を行います。シャコバサボテンは日の長さがおおよそ12時間以下、気温20℃以下が約1ヶ月続くと花芽が作られます。
 

シャコバサボテンの赤芽摘み

シャコバサボテン赤芽
秋に行う葉摘み(赤芽摘み)は花を咲かせるために行います。適期は9月下旬から10月下旬頃です。花は成熟した葉の先にしかつきませんので色が浅く、小さな新芽や節茎はすべて摘み取ります。そうすることですべての節茎の先端に花芽が付きやすくなり、開花時期が揃います。
シャコバサボテンの赤芽摘みとは1cm未満のサイズの新芽(赤い芽)を摘むことです。小さな新芽には花芽がつかないので、摘む事によってたくさんの葉先に花が咲く、ということです。
栄養がいきわたって元気になると、葉先に写真のような形の小さな赤い芽が出てきます。これはつぼみ(発蕾)の邪魔になるので、なるべく小さいうちに摘み取る。これをつけておくとその葉っぱにはつぼみができません。
  

シャコバサボテンの挿し芽

シャコバサボテン挿し木
管理人はシャコバサボテンは挿し芽で増やしています。
春の4月から5月頃に葉摘みしたの葉を挿しています。挿し穂に二つ葉が付いたものを用意して下の葉が半分ぐらいが用土に埋まるように挿します。
用土は洋ランを植替えた水苔、鹿沼土やパーライトの単用、挿し木用の土などに挿しています。
しばらくは用土が乾燥しないよう注意して、直射日光の当たらない明るい日陰に置いて、2ヶ月ぐらいしたら定植します。
右の写真は春に挿し木用の用土に挿したもので、その年に蕾がついていますが、小さい苗なので花芽は早めにとって株を充実させ、翌年から開花させるように管理しています。
水苔を使った挿し芽の手順はつぎの通りです。
  • 湿らしておいた水苔で挿し穂の基部を包んで輪ゴムで止めます。
  • 鉢に水苔で巻いた挿し穂を入れて周囲に水苔を詰めます。
  • 約20℃の日陰でときどき霧吹きしながら管理します。約1か月で発根します。発根を確認できたら、輪ゴムを外して、植え替えます。

シャコバサボテンの病害虫

シャコバサボテンにはナメクジ、ケムシ、ヨトウムシが発生します。4月から10月に発生します。
柔らかい新芽を好んで食害します。ナメクジやヨトウムシは夜行性なので、夜に見回って捕殺するか、薬剤で防除します。ケムシは近くに食害を受けた部位の近くにいることが多いので、見つけしだい捕殺するか、早めに薬剤で防除します。
  • ナメクジ類は昼間、鉢底やブロックの下などに隠れています。卵塊があればなるべく取り除きます。夜行性なので夜間、植物を食害して いないか観察し、見つけしだい箸などでつまんで取り除きます。薬剤ではナメトックスやグリーンベイトなどの誘殺剤を植物のまわりにパラパラとまいておくと効果的です。
  • ヨトウムシの幼虫が葉を食害する。成虫が飛来して葉に産卵し、ふ化後の幼虫が食害する。卵塊から孵化した若齢幼虫は、集団で葉裏から表皮を残して食害する。成熟幼虫になると摂食量が多くなり、葉に穴を開けて食い荒らすので被害が大きい。広食性であり、様々な植物を加害する。
  • 毛虫はチョウやガの幼虫で、主に葉を食い荒らす。葉や幹に群棲している若齢幼虫のうちに防除。チャドクガ(老齢)約25~30mm モンクロシャチホコ(老齢)約50~   55mm
シャコバサボテンの病害虫は早期発見に努め、下記の中から3種類の殺虫剤や繁殖力の低下資材を用いて駆除します。シャコバサボテンに限らず発見したらすみやかに園芸用の殺虫剤等で駆除することが大切です。
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