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クンシラン(君子蘭)の品種

「クンシラン(君子蘭)の品種」では、葉や花のタイプによる品種、ダーク系・赤色・黄色・先紅などのタイプによる品種、通常タイプ・だるま系・コンパクトタイプ・極小タイプなどの株の大きさによる品種があるクンシラン(君子蘭)のいろいろな品種をご紹介しています。
クンシラン(君子蘭)は葉や花のタイプや花色、株の大きさに分類することができます。

クンシランの葉や花のタイプ

クンシラン(君子蘭)の葉は基本的に濃い緑色で双方向に向いています。クンシランの種類は、高性広葉系、ダルマ系、斑入り葉系に分かれます。 変わり葉としては、葉の外側に大きく斑が入る覆輪や黒色の横縞が入る虎斑、四方葉、葉が左右非対称の「オクトパス」(ほとんど流通していない)などがあります。
現在日本国内で流通しているクンシラン(君子蘭)の花は横向きや上向きに咲きますが、筒状の垂れ下がった花をつけるもの(クリビアノビリス)もあります。
  • もともとクンシランの名前を与えられた植物(クリビアノビリス:Clivia nobilis)は筒状の垂れ下がった花をつけるもの
    • 耐寒性が高くて最も丈夫。
    • 下垂性の筒状花を散系に着け、三週間ほど咲く。
    • 葉の先端が凹み、外周に鋸歯があり肉厚で短い葉はミニアタ種との大きな違い。
    • 種子も容易に採れますが、開花まで7年。
  • 大きく開いた花を横向きや上向きに咲かせる植物(クリビアミニアタ:Clivia miniata)はウケザキクンシランと命名され、花の美しいウケザキクンシランのほうが広く栽培されるようになりました。広葉系とも言われています。
    • ミニアタには朱色という意味があり。
    • 一年中濃い緑色の細く長い葉。
    • 濃いオレンジ色の花色が中心で、黄色も見かけるようになってきました。
  • 幅が広くて短い葉を持つものを「ダルマ」と称して、「○○ダルマ」などと人名や地名を冠した系統。
    • 一年中濃い緑色の広く短いもの葉。
    • ダルマ系の花つきは広葉系のものより良い。

  • 覆輪
    斑入り葉も美しく、観葉植物として一年を通じて楽しむことができます。これまでに知られているものは黄色や白の縦縞斑がほとんど。
    • 葉の外側に大きく斑が入る覆輪。ストライブ状に全体に縦に白斑が入ります。
    • 黒色の横縞が入る虎斑。斑入り同士の交配で出現しやすい。
    • 葉が双方向でなく四方向に向くタイプを四方葉と呼びますが、管理人もまだ見たことがありません。突然変異で生まれるもので、通常通り花茎が伸びて開花します。
  

クンシラン(君子蘭)の花色

クンシラン(君子蘭)の花色は基本的に濃いオレンジ色で、1本の茎に30輪から多いものでは50輪以上もがかたまって咲きます。花色が黄色の変種は古くから知られていながら、近年までは希少なものでしたが、今では濃く鮮やかな黄色の花の系統も見ら れるようになっています。また、一般的ではありませんが、緑色を帯びたものや白に近いものなど、花色の幅も広がってきています。
  • 花色がダーク系:
    • ストライブ部分がないタイプ
    • 黒っぽい赤色がベースのタイプ
    • 黒みがかったオレンジ色を基本に暗緑色から黄色のグラデーションが入る
  • 花色が赤色:
    • 花弁全体が赤い。花弁の外側まで全体が赤いのは珍しい。
  • 花色が黄色:
    • 花弁全体が黄色のタイプ
    • 花弁の基部に緑色が入るタイプ
  • 花色が先紅:
    • 黄色を基本に先端のみがオレンジ色
    • 先端のオレンジ色が少ない「極先紅」タイプ
  • 咲ききらない :花弁が咲ききらない。黄色ベースで濃い緑が入る。 管理人もまだ見たことがありません。

クンシランの株の大きさ

クンシラン(君子蘭)の株の大きさは高さが50〜15cmの数種類有ります。クンシラン(君子蘭)は丈夫で育てやすい、株の寿命のとても長い植物です。
  • 通常タイプ(高さが40cm以上):花色が豊富。
  • だるま系(高さが40〜30cm):主流になりつつある。
  • コンパクトタイプ(高さが30〜20cm):花色はオレンジのみ。花色を増やす努力が必要。
  • 極小タイプ(高さが20cm以下):一般に流通していない。
  
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