アブロチン品種
「アブチロン(アブロチン)の品種」では、 適温を保てれば周年ま開花し、花径が3〜8cmの小輪から大輪種などの代表的な交配種・半つる性・矮性があるアブチロン(アブロチン)のいろいろな品種をご紹介しています。
園芸品種として流通しているアブチロン(アブロチン)はショウジョウカ(A.pictum)とウキツリボク(A.megapotamicum)という2つの原種と、これらの交配から生まれた交配種ブリドゥム(A.hybridum)です。
アブチロン(アブロチン)は樹形によりつぎの3つのタイプに分けることができますが、ウキツリボクと仲間の半つる性が多く流通しています。コンパクトな株に小輪から大輪の花を咲かせ、夏は一休みしますが、適切に管理して育てれば春〜秋まで咲き続ける品種もあります。
○代表的な交配種:節間が長く、先端の芽を摘む「摘心」をしないと脇芽が出難く、分枝が進みません。
○半つる性:枝が横に広がったり、下に垂れたりする品種です。株の大きさは多様です。トレリスに這わせたり、ハンギングバスケットに適しています。
○矮性:節間が短く、先端の芽を摘む「摘心」をしなくても低い場所から脇芽が出て分枝が進み、こんもりと茂ります。
品種: |
タイプ: |
特徴: |
花色: |
草丈: |
花径: |
分枝 |
ホワイト・キング |
交配種 |
白花代表 |
白色花弁/黄色雄蕊 |
50~100cm |
大輪5cm |
普通 |
ウキツリボク鉢植え |
半つる |
長期開花 |
赤い萼/黄色花弁 |
30~400cm |
小輪3cm |
普通 |
ウキツリボク苗 |
半つる |
長期開花 |
赤い萼/黄色花弁 |
30~400cm |
小輪3cm |
普通 |
ピンク・カメレオン |
半つる |
色変わり |
白〜桃萼/赤〜茶花弁 |
50~150cm |
中輪4cm |
やや弱い |
ベラ |
矮性 |
実生 |
コーラル・桃色・赤色等 |
35~40cm |
大輪7cm |
やや弱い |
姫りんご |
矮性 |
真っ赤 |
真っ赤な花色 |
20~90cm |
小輪3cm |
普通 |
ひこ星 |
矮性 |
花弁短い |
淡い黄色 |
30~50cm |
小輪3cm |
自然分枝 |
べにひめ |
矮性 |
多花性 |
赤色の花弁と桃色の顎 |
50~100cm |
大輪5cm |
自然分枝 |
初恋 |
矮性 |
2色咲き |
淡い橙色で先端が赤味 |
50~100cm |
中輪4cm |
強い |
ドワーフ・レッド |
矮性 |
蛍光色 |
濃い橙色・蛍光色 |
30~100cm |
小輪3cm |
極強い |
シャスタ |
矮性 |
丁字咲き |
花弁は黄色に橙色の脈 |
50~120cm |
小輪3cm |
普通 |
さくら |
矮性 |
多花性 |
淡桃色に濃い桃色の脈 |
20~80cm |
大輪5cm |
強く自然 |