花が左右非対称ベゴニアを楽しむ

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草花・花が左右非対称ベゴニアを楽しむ

ベゴニアを楽しむ

ベゴニアの特徴・ベゴニアの品種・基本を押さえれば育てるのはとても簡単な適切な育て方に関する情報をご紹介しています。
ベゴニアの特徴は通常、植物の葉は左右対称が多いものですが、ベゴニアは左右非対称で少しいびつなアンバランスで素朴な形が親しみを感じます。
園芸やガーデニングで花を育てることが好きでない方でも、長持ちする鉢花はとても嬉しい贈り物になります。

ベゴニアとは

ベゴニアはシュウカイドウ科に属する植物で、主に温かい地域に分布しています。
  • 南アフリカを中心に40種が分布する草花オーストラリアをのぞく世界中の熱帯亜熱帯に分布。その他1部の品種はブラジル。
  • 本来は毎年花を咲かせる多年草ですが、耐寒性は弱く一年草として栽培されることも多い。
  • 草丈:20〜60cm。
  • 耐陰性は弱く、日当たりを好みます。
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  • こぼれ種でもふえるほど丈夫な植物ですが、過度な多湿には弱い性質です。
  • 葉色は緑葉だけでなく銅葉の品種など年々新しい品種がつくられています。葉は肉厚でつやがあります。
  • 開花期は周年です。ただし、冬は、霜が降りる前に室内へ取り込む必要があります。
  • 花色は白、赤、ピンク、黄色、オレンジです。
  • 咲き方はハート形の花弁です。
  • 植え付け・植え替え時期は4〜6月・9〜10月です。
花の持つ香りや自然の中で生きる可憐な姿から受ける印象などを言葉にし、花を渡すことで感情を伝える手段として「花言葉」が作られたと言われています。
ベゴニアの花言葉はつぎのとおりで、ハートに由来した花言葉がつけられています。
  • 親切
  • 片思い
  • 幸せな日々
  • 愛の告白

ベゴニアの品種

ベゴニアは原種ベゴニアをもとに、多くの品種改良種がつくられています。その中でもベゴニアは、大きく分けて3種類のグループに分けることができます。ベゴニアは900余りの原種と15000を超える交配種があります。
  • 球根性ベゴニア:根を地中に張らずに球根をつくり、大きくてダイナミックな花を咲かせる。
  • 球根ベゴニア:球根性ベゴニアをもとに、品種改良してつくられた。
  • 葉茎性ベゴニア:あまり大きくならず、花よりも葉を鑑賞の対象とする。

ベゴニアを楽しむ

園芸種のベゴニアの観賞期はおおむね周年で、「開花期が長い」と言われ、耐暑性は普通で、日照があれば夏の間もつぎつぎに花を咲かせますが、「適切な育て方をすること」なしにはそれもできません。
適切な育て方をするためには、
  • 雨に当たると株が傷むので、軒下の花壇やコンテナ植えで過失にしない。
  • 耐陰性は弱いので日当たりの良い場所に置く
  • 耐寒性は弱いので、冬は霜が降りる前に室内へ取り込む必要があります。
  • ずっと花を咲かせるために、緩効性化成肥料を少量ずつ回数を多く施肥します。
  • 株姿が乱れたら、2〜3回に分けて切り戻す。
などに注意して育てましょう。
  
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