ハンディのちから

ガーデニング&園芸

洋ラン・エピデンドラム

エピデンドラムのプロフィール

エピデンドラムのプロフィールはつぎのとおりです。   
  • 一般名:エピデンドラム(Epidendrum)
  • 別名:Epidendrum orchid(エピデンドラム・オーキッド)、エピデンドルム、エピデンドロン
  • 科属名:植物界被子植物門単子葉植物網ラン目ラン科エピデンドラム属、カトレアの近縁種
  • 原産地:中南米
  • 草丈は30cm~300cm
  • 株分けは4~6月
  • 花色:朱色・黄色・紫色・白色・桃色
  • 花径:1~2cm
  • 開花期:春咲き、夏咲き、秋咲き、冬咲きがあるため、品種をそろえると一年中何かしらの品種が咲いているということになります
  • 葉は、肉厚があり、一列に互生してつき、多肉植物を思わせます

エピデンドラムの主な種類

エピデンドラムには花茎が伸びる品種と伸びない品種があります。
長茎種は最低13℃以上の気温が必要で、冬は加温設備などが必要になります。短茎種は最低10℃の気温が必要で、冬は室内の暖かい場所なら栽培は比較的簡単できます。耐寒温度は10~13℃ 、生育適温15~25℃です。短茎種は比較的栽培は難しくなく、冬に10℃くらいの温度を保つことができれば育てることができます。

エピデンドラムの観賞方法

エピデンドラムは緑性の植物であり観葉植物にも適しています。比較的育てやすいという特徴もありますので初心者にも扱える植物であると言えます。
花は不定期に咲きますので時期を問わずに楽しむことが出来る植物であると言えます。開花時期は非常に長いですが、その間ずっと同じ花が咲いたままでいることはできません。従って古い花は徐々に茶色く枯れて行き最後に散りますが、その前に取り除いて、花の部分を綺麗なボールの形に保つと見栄えを維持できます。
エピデンドラムの花は切り花にしたり、生け花での活用も増えてきています。  

エピデンドラムの栽培法

エピデンドラムの栽培ポイントはつぎのとおりです。
夏の日照条件は長茎種と短茎種で異なります。長茎種は日当りがよい場所で、短茎種は50%以上の遮光が必要です。短茎種は寒さには強い反面、暑さには弱いため、夏はできるだけ風通しをよくして涼しくします。
水やりは長茎種と短茎種で異なります。長茎種は空中湿度を高く保つために株全体に葉水を与えます。短茎種はたっぷりと与えた方がよいですが、乾燥には比較的強い品種です。生育のにぶる冬には乾燥気味に管理します。  
  
ハンディのちから:ハンディ生活にちから(力)になる応援情報サイト内の画像・素材を
無断で複製・転載・転用することはご遠慮ください。
Copyright(C)2005.ハンディのちからAll Right Reserved.