ハンディのちから

ガーデニング&園芸

樹木・オリーブ

オリーブのプロフィール

オリーブの細長い楕円形の葉は表側が光沢のある深い緑色、裏側が美しい銀白色を帯びています。 年間を通して緑の葉を楽しむことができます。品種にもよりますが鉢植えでも1.5~2m、地植えでは数m~10mほどに育つ常緑高木です。きちんと剪定すれば育ち過ぎることなく適度な大きさを維持していくことも難しくありません。
オリーブは初夏に小さなかわいらしいクリーム色の花を咲かせますが、自家結実性が低く自身の花粉で実がつきにくい性質があります。 鉢植えや庭木などの観賞用として実を求めない場合は1本栽培すれば良いですが、畑などに植えて実を収穫したい場合には複数の品種の木を植えて他品種同士の花粉で受粉させるか、自家結実性が高い品種を選ぶとよいでしょう。
オリーブの銀白色の葉色は、暗く成りがちな庭の雰囲気を、軽やかな印象でぱっと明るくしてくれる効果があります。

オリーブの主な品種

オリーブは実を収穫したい場合以外の目的でも、庭に植えて家族を見守るシンボルツリーや洋風の庭のアクセントとして、また、鉢植えにしてベランダで、盆栽に仕立てて室内で楽しむなど、いろいろな場面におすすめできる樹木です。オリーブの品種では6種類のオリーブをご紹介しています。
ミッション・マンザニロは整った樹形に育ちやすく直立系の樹形になり、鉢植えで観賞するのに向いています。 高さを抑えるように剪定し、コンパクトに育てれば狭い場所でも邪魔になりません。 マンザニロは栽培しやすく、樹形も小型なのでコンパクトに育てることができるでます。
ミッション・ルッカ・ネバディロブランコはお洒落なシンボルツリーとしてオリーブは人気があります。 直立系のすっきりとした樹形を保ちやいミッションは狭い庭でも場所を取らないのが魅力です。 ふんわりとした樹形が良いなら、ルッカやネバディロブランコがおすすめです。

オリーブの栽培法

オリーブの観賞期はおおむね周年で、初夏には花を楽しむことができ、結実すれば秋にも楽しめます。「長く楽しめるのが特徴の一つです」と言われますが、「オリーブを長く楽しむ」には、栽培目的に合った良い健康な株を購入し、適切な育て方をすることです。
オリーブ栽培のポイントは
  • 育てる目的(果実の生産か観賞か)に沿った苗木を選びます。観賞が目的であれば、見た目の葉の色や木の形で選びます。果実の生産であれば、多くの場合は受粉相手として異なる品種の花粉を必要であるので、オリーブの受粉相手の木が必要です。
  • 苗木はできれば大きくしっかりした木をおすすめします
  • 耐寒性が強いと言われているオリーブですが、樹齢や品種によって耐寒性は異なります。購入直後の苗は50cmほどに成長するまではなるべく5℃以上の暖かい温度と日当たりを確保します。
  • 根や枝を上手に切ること
  • 葉のバランスを保つこと
です。
ハンディのちから:ハンディ生活にちから(力)になる応援情報サイト内の画像・素材を
無断で複製・転載・転用することはご遠慮ください。
Copyright(C)2005.ハンディのちからAll Right Reserved.