私鉄乗車駅~
降車駅まで
一人車いすで行く4番目のコースは私鉄の乗車駅から降車駅の旅は7分から10分ですが、電車の運行間隔は20分です。乗車駅は橋上駅になっており、乗車券売り場⇒改札口へ進み、駅員さんから最後尾車両の最後尾乗車扉の乗車位置で待つように言われ、一人でエレベーターでプラットフォームに上がって行きます。
プラットフォームと電車の床の間には、隙間と段差がありますので、車いすを自走して乗り込むことはできません。一人車いすで行くために改札口で駅員さんに乗車介助をお願いしておきますと、電車が到着する少し前に、駅員さんが折りたたみ式のスロープ『デクパック』を抱えて来てくれました。さつそく、プラットフォームと電車の床の間に折りたたみ式のスロープ『デクパック』を設置していただき、無事乗車できました。私鉄の電車には、手すりがある車いすスペースがあり安心して一人車いすで行くことができました。
この際に気が付いたことですが、一人車いすで行く乗客は最後尾車両の最後尾乗車扉から乗車するのが原則のようです。この位置は車掌さんから見ることができ、降車の確認などがやりやすいためのようです。
私鉄の降車駅に到着すると、折りたたみ式のスロープ『デクパック』を持った駅員さんが待っていてくれました。駅員さんの介助で無事に降車できました。駅員さんにお礼を申し上げ、一人でプラットフォーム⇒エレベーター⇒コンコース⇒改札口へと進みます。
この際に気が付いたことがエレベーターの構造です。多くのエレベーターは乗り込んだ反対(前)側や横に出口があるため、そのまま前進すれば出ることができます。しかし、ここのエレベーターは乗り口と降り口が同じで、後進して降りることになります。そんなに広くない乗降口に手を挟むことなく降りることを手助けするために、前面に大きな鏡がありました。