誰かに押してもらう
歩くことや四肢に障害がある利用者は誰かに押してもらう必要があります。このようなときには、軽量・収納性を重視するため、ハンドリムのない小さな車輪を使用した介助式車いすを使用します。コンパクトに折りたため車のトランクに十分入ります。
操作性の高いドラム式やバンド式の介助者用ブレーキ付きがお薦めです。また、安定座位のためのシートベルト付きのものは、安全面の観点でも安心できます。
日本の多くの自走式車いすには介助用グリップや介助用ブレーキが付いている特徴があります(自走式兼介助式車いす)。つぎのような場合には安定性の高い自走式兼介助式車いすの選択肢もあります。
- 屋外のデコボコなど悪い道路面での介助
- 大柄な利用者
- 介助者の押す力を軽減する