ハンディのちから

ぶらり車いすバリアフリー旅行

バリアフリーな観光地

車いすで北九州旅行第一日目(由布院)

「車いすで北九州旅行第一日目(由布院)」では、 車いすで「由布院」を楽しもうと計画される障害者やシニアなどのハンディをお持ちのお客さまの役にたつ、バリアフリーオンリーではなく、非日常を楽しめる千葉市→羽田空港→大分空港→由布院散策→由布院泊のバリアフリー体験情報を、マップ上でご提供しています。
車いすに乗ったままで移動できた交通機関は由布院散策、車いすを降りて乗車した交通機関は羽田空港行リムジンバスと飛行機と大分空港↔由布院間リムジンバス、由布院駅〜名苑と名水の宿梅園はタクシーを利用しました。
管理人は、速度は遅いですが、両手杖で約200m歩行できますので、車いす使用時も常に杖を2本携帯しています。そして今回も、リムジンバスの乗降車及び飛行機内の移動は両手杖で歩行しました。

羽田空港→大分空港間をJALのクラスJで移動

Full-time Wheelchair User(完全車いす使用者)がこの間を移動するとなると、羽田空港行リムジンバスの区間は電車を、飛行機内は「機内の座席近くまで車いすを利用し、車いすからの乗り降りが容易に行えるように通路側で肘掛けの上がる座席」を、大分空港↔由布院間はタクシー(57.4km・52分・小型車で13,000円)となります。
今回、管理人はJALのクラスJに搭乗しました。乗り心地は良かったです。
羽田空港に着くとすまいるカウンターへ行き搭乗手続き後搭乗口へ、しばらく待って優先搭乗で、グランドスタッフさんに車いすを押してもらって機内へ。

由布院を散策

11:30着予定のJAL便は10分遅れて到着、到着路ロビーを出て眼の前のバスカウンターに行き、大分空港から由布院駅直通のリムジンバスがこれから出ることを確認して、障害者割引乗車券を購入しました。約1時間で由布院駅バス停に着くと、運転手さんがリムジンバスのトランクから車いすを降ろしてくれました。運転手さんが「どこへ行くのですか」を尋ねて、親切に道順を教えてくれました。
バス停を降りて、少し歩いて左に曲がり、この程一か所にまとまって新たにOPENした、「由布市ツーリストインフォメーションセンター」 (愛称は「YUFUiNFO/ゆふいんふぉ)に入りました。辻馬車・スカーボロに乗りたかったのですが、満席と言われました。
一通り観光案内を受けた後に、「ゆふいんチェッキ」で手荷物配送(宿泊ホテルへ荷物配送:JTBをチケットで無料)を行い、散策に出かけました。

由布院駅からひまわり食堂へ

由布市ツーリストインフォメーションセンターで教えて頂いた「陽だまり食堂」車椅子で移動しました。
太陽をイメージしたオレンジの看板が目印の「陽だまり食堂」は農産物直売所の中にありました。店の前は観光辻馬車のルートになっています。陽だまり食堂では、地元のお母さん達が愛情を込めて作る郷土料理が常連はもちろん、観光客にも大人気です。管理人はとり天定食を食べました。私はとりを天ぷらで食べたことは無いので興味を持ちました。
陽だまり食堂の前に、石の大鳥居があり、五差路になっています。

陽だまり食堂から湯の坪街道へ

道を間違えました。由布院駅から五叉路でY字路を道なりに行けばいいものを、斜め右の大鳥居を潜った道を行ってしまいました。
秀峰館前の五差路を左折し、由布院ステンドグラス美術館を右に見て、大分川を渡り、佛山寺脇の坂道を下り、金鱗湖に着きました。金鱗湖から、たけもと通りに出て、湯の坪街道を経て、陽だまり食堂の前の大鳥居に戻りました。なんと3.6kmを車いで散策したことになります。        
そして、さすがに疲れたので、ここでタクシーを頼んで、名苑と名水の宿梅園へ行きました。

名苑と名水の宿梅園のバリアフリー

名苑と名水の宿梅園は基本的にはバリアフリー対応になっていました。しかし、部屋の畳の部分は一段高くなっており車いすではアクセス出来ませんでした。ベッドの部分と洗面所・トイレ・玄関の間は車いすで行きできました。バスルームがないことがこの部屋の残念なことです。
また玄関~客室(スロープ)、客室~お風呂(スロープとカート)・食事会場まで段差がなくスムーズに移動できました。ただし、貸し切り風呂と大浴場は露天風呂で、当日は風も強く寒かったです。浴槽入口には手すりが付いていましたが、岩がごつごつしていて入浴しにくかったです。洗い場にはシャワーチェアが常備されていましたが、ここも隙間風が吹き込み寒かった。

第一日目(ホテル椿舘)の旅程図

第一日目の旅程図です。様々な移動方法のバリアフリー度や管理人の車いすの扱い方をご覧ください。スマートフォンで閲覧される方は「横」にして下表を御覧ください。
  
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