「バリアフリー旅行の行き先」では、障害者やシニアなどのハンディのお客さまの病気や怪我の予防やストレス解消の役にたつ、行き先をご案内しています。
バリアフリー旅行言えども、基本的な行き先は健常者と変わらず、季節や旅行者の好みによります。大きく異なる点は、行き先の自然や施設が車いすでアクセスできることと健常者との団体行動は難しいこと」です。
主な旅行プランには、添乗員同行の団体旅行・個人型セットプラン・個人型フリープランなどがあります。管理人は個人型フリープランを使って、自分の好きなスポットへ自分のペースで旅行しています。
アクティビティ型や体験型は好まず、非日常を味わえる「海・山・湖などの自然や街中散策」、展望台、神社仏閣、城、動物園&水族館、美術館&博物館、温泉、グルメなどのバリアフリー旅行の行き先を決めます。
バリアフリー旅行の行き先を決める前にチェックすることは車いすでのアクセス性です。スポットへアクセスするバリアフリーの交通機関があるか、スポット内に
は、スロープ、バリアフリーのロープウェイ・ケーブルカー・木道・エレベーターなどがあるか否かが重要になります。
国立公園の見どころは自然の景観や風景です。自然の中でも、高山植物や花卉類の花・新緑・紅葉などの植物、動物、霧氷・太陽柱・ダイアモンドダスト・御神渡りなどの自然造形、山岳景観・火山景観・高原景観・海岸景観・草原景観・湿原景観などです。
国立公園は、自然についての知識を深めたり、健康増進やレクリエーションのために自然とふれあうところでもあります。登山、ハイキング、スキー、キャンプ、カヌー、シュノーケリング、バードウォッチング、自然観察な ど自然とのふれあい方も多様です。こうしたアクティビティを多くの人に楽しんでもらえるよう、ビジターセンターや歩道、案内板等の施設の整備をはじめ、自然観察会なども開催されています。

ゴールデンウイークも終わり、初夏を感じる頃は、新緑の好季節とも言われるように、木々の緑が1年で一番まぶしく見える季節です。街路樹や近所の公園でも緑は楽しめますが、少し足を伸ばしてハイキングしませんか。バリアフリーのロープウェイやケーブルカーを使って山麓から山頂に向かって変化する新緑や、バリアフリーな木道を車いすで移動しながら、湿原や草原の新緑を楽しめる旅を紹介しています。

車いすで紅葉を満喫では、車いすで紅葉を満喫できるスポットの見ごろ・バリアフリー度・周辺のバリアフリーの宿情報を提供しています。紅葉は緯度の違いや高低差によって、早いところでは9月初旬から鑑賞でき、遅いところでは12月下旬まで鑑賞できます。9月になると湿原の植物が紅葉して、次第に黄金色に染まる草紅葉は9月下旬から10月中旬が見頃です。

房総半島にはたくさんの観光地があります。新型コロナウィルスの感染拡大で自粛を強いられている今、管理人は房総半島の観光地へ日帰りで行く楽しみを発見しました。7月の成田空港周辺、10月の秋の味覚・神々しさ・秋風にそよぐ花々を求めて旅した記録です。近くに障害者やシニアなどのハンディでも車いすで行ける沢山のバリアフリーの観光スポットがありました。

「鹿島神宮を車いすで参拝」では、第一駐車場⇒大鳥居⇒楼門⇒拝殿⇒さざれ石⇒奥宮⇒要石⇒御手洗池ルートの車椅子参拝および東京からの車椅子でのアクセスについてご紹介します。多目的トイレも森に包まれています。

「明治神宮を車いすで参拝」では、駅から車椅子アクセス・4つの参道の車椅子走行難易度・段差回避スロープ・多目的トイレについてご紹介します。明治神宮は森に包まれています。
千葉県が地層で世界的に認められたのです。千葉県市原市田淵にある地層は、一番新しい地磁気逆転の記録が世界で最もよく残っているため、令和2年1月、時代を分ける境界がよくわかる地層として、世界的に認められました。
現在のチバニアンのビジターセンターまでは車椅子でも行けますが、露頭までは約300mの下り通路です。途中に階段が数箇所あり、舗装路は途中迄です。露頭に近づくには傾斜のある滑りやすい河岸や浅い水中を歩行しなければなりません。
2026年オープン予定のチバニアンは完全なバリアフリー施設です。隈研吾さん設計のビジターセンターから露頭近くまでは車椅子でも行くことができるそうです。
鎌倉駅を起点に鶴岡八幡宮参道・鶴岡八幡宮・建長寺・円覚寺・明月院・高徳院鎌倉大仏・新江ノ島水族館を巡るバリアフリー車椅子の旅をご紹介しています。
新江ノ島水族館を除く6つの観光地は階段や段差が多い神社仏閣ですが、階段や段差には迂回参道があったり、車椅子用スロープが併設されている、バリアフリーな神社仏閣をご紹介しています。新江ノ島水族は地下1階・2階建てで、エレベーターが4箇所、多目的トイレが5箇所、スロープ、カフェもあるバリアフリーな水族館です。
JR横須賀線(湘南新宿ラインもあり)・江ノ島電鉄・湘南モノレール路線の駅及び車両のバリアフリーについてご紹介します。7つの観光地へアクセスする鐡道は車両・駅舎ともバリアフリーです。

身延山久遠寺には、車椅子ルートの西谷せいしん駐車場(284m)&三門(273m)・久遠寺境内(339m)・奥之院思親閣(1,148.3m)の大きな3層の段差があります。西谷せいしん駐車場から本堂へは、下の駅で斜行エレベーターに車椅子のまま乗車し、本堂がある上の駅で降車します。斜行エレベーターは全長65m、高低差約55mを30名乗り搬器×2両のスロープカーで昇降できます。身延山久遠寺では、車椅子ユーザーでも建物の外部からはバリアフリーカート道を使って、回廊からは回廊に上がれる新エレベーターを使って見事な宝物や彫刻を楽しむことができます。
信州車いすの旅は特急あずさで松本駅に入り、上高地・松本城・諏訪大社下社春宮・諏訪大社下社秋宮・諏訪大社上社本宮・諏訪大社上社前宮を巡る旅です。
特急あずさはトイレ(一般トイレ・多目的トイレ)、座席種類(一般指定席・車椅子対応座席・介助者指定席・多目的室)、車両編成(JR中央線あずさの場合、9両編成と12両編成があり、9両編成は普通車の車椅子対応座席・介助者指定席・多目的室がない)です。
右回りコースは上高地バスターミナルから梓川左岸沿い・中ノ瀬園地右側・車道・上高地公園線ルートです。2.6kmの内、登り坂は約0.6kmで、上高地帝国ホテル→上高地公園線間のみ全力で上がれば、車椅子で比較的歩きやすいコースです。
諏訪大社上社本宮は車いす利用者は東参道でなく、北参道から入り、左折し180度折れ曲がるルートで。途中の厳しい2つの木製スロープを登り切れば、拝所へゆけます
松本城の車椅子でもっとも楽なルートは、松本市役所側の「外堀」沿いの歩道から、橋を渡り「太鼓門」をくぐります。「太鼓門」内には段差箇所がありますが、不完全ながらスロープが架かっているので、慎重に移動すれば車椅子で通行できます。
長野駅からは路線バスに乗り戸隠神社へアクセスすることとなります。「バードライン経由戸隠高原行きバスは最初に宝光社バス停に着きます。火ノ御子社→中社→戸隠森林植物園→奥社・九頭龍社の順に、約4kmの36号線沿いにあります。約3kmの36号線はかなり勾配があり、宝光社バス停を基準にすると、約2kmの地点までで200m登って行きます、平均勾配にすると10%です。奥社バス停までの最後の約1kmは40m下って行きます、平均勾配にすると-4%です。従って、戸隠神社五社と戸隠森林植物園間を、障害者や高齢者が車椅子で移動するのはかなり大変です。
奈良県車いすの旅は東海道新幹線「のぞみ」で京都に入り、一日目は近鉄で西ノ京駅を経由して、薬師寺・唐招提寺へ、二日目は橿原神宮・平城宮跡公園へ、三日目は東大寺へ車椅子で行きました。
薬師寺はほぼ完全なバリアフリー、唐招提寺は参道が砂利敷き・拝観場所が2箇所しかなく時間も16:00まです。
橿原神宮は橿原神宮は社務所前駐車場から外拝殿までや西の鳥居から外拝殿までは舗装道とスロープでつながっており、車椅子等でも参拝できます。北門へはアクセスできません。
平城宮跡歴史公園は一般駐車場と別の場所にある「屋根付き障害者用駐車場(3区画)」を使用すると、屋根付き回廊を使うと、天平みつき館・天平うまし館・天平つどい館の3館を雨に濡れず(暴風雨を除く)に見学できます。国営平城宮跡歴史公園ではWHILL社が開発する近距離モビリティWHILLのモビリティサービスが運用開始されました。
東大寺は大仏殿までは車椅子で楽しめますが、二月堂エリアは傾斜度が15%を超えるスロープもあり、車椅子ではアクセスできません。
出雲大社境内の大まかなレベルは御本殿が標高7m、祓橋付近が標高3m、勢溜の鳥居が標高13mとなっております。それらの段差を埋めるために、7箇所に階段・スロープがあります。7箇所中スロープがない場所は、勢溜の鳥居と御本殿の2箇所です。
出雲大社境内への入口は主に3箇所あります。メインは勢溜の鳥居(第二鳥居)から下り参道を殆どの参拝者がここから境内に向かいます。二つ目は勢溜(第二鳥居)の東側にある「かめやま駐車場」から境内に向かいます。「かめやま駐車場」は勢溜(第二鳥居)よりも低く、ここから概ね平坦なルートで松の参道の鳥居の前に出ます。このルートですと下り参道は通りません。三つ目はさざれ石がある西側駐車場からスロープを通って、神楽殿・御本殿・拝殿を参拝して、松の参道を抜けると、勢溜の鳥居へ向かう厳しい登りの下り参道か、概ね平坦な祓橋からかめやま駐車場へのルートを選択できます。
松江城の通路は、階段以外の部分は全て未舗装で土面です。さらに部分的に、その土面の上に、車椅子の車輪が空転する砂利が敷いてあります。車椅子の車輪は低い方へ横滑りします。老老カップルでは下りは何とか動きますが、上りはとても動きません。老老カップルにも使える一番優しい二の丸上の段への別ルートは、車で稲荷橋→馬洗池→三ノ門跡へ行き、帰路は馬洗池→北惣門橋から出るルートです。
第一日目(羽田空港⇒松山泊)・車いすで松山を楽しむでは、 車いすで「しまなみ海道」を楽しめるバリアフリーオンリーではなく、非日常を楽しめる羽田空港→松山空港→松山市内散策→松山泊、松山城と松山市内バリアフリー体験情報を提供しています。
第二日目・松山⇒しまなみ海道⇒鞆の浦泊では、松山市→子規会館→大三島→大山祇神社→鞆の浦泊のバリアフリー体験情報を提供しています。
第三日目・鞆の浦⇒岡山⇒宮島⇒広島泊のバリアフリー体験情報を提供しています。倉敷美観地区はJR倉敷駅南側に広がる、天領であった江戸時代から昭和初期にかけてのレトロな町並みが残る地域です。宮島の桟橋に到着してから、厳島神社へ行く道のりについても段差はなく、車椅子でもスムーズにアクセスすることが可能です
第四日目・車いすで「おりずるタワー⇒原爆資料館⇒広島空港ではバリアフリーオンリーではなく、非日常を楽しめる広島駅⇒おりずるタワー⇒原爆資料館⇒広島空港のバリアフリー体験情報を提供しています。
羽田空港→大分空港→由布院散策→由布院泊のバリアフリー体験情報を提供しています。車いすに乗ったままで移動できた交通機関は大分空港⇒由布院駅、車いすを降りて乗車した交通機関は旅館までのタクシー、由布院散策は車いす散歩でした。
太宰府天満宮に車いすでご参拝される方向けの、階段が多い太鼓橋を迂回して大鳥居を潜れる参拝経路が用意されております。皿倉山は珍しい車いすでも乗車できるケーブルカーとエレベーターとスロープカーを使って662mの展望台まで行けることでした。
関門人道トンネルは全長780m、門司側と下関側にエレベーター付きの出入り口があり、それぞれの深さは海面から、60mと55mです。下関側で国道9号線を渡るとみもすそ川公園公園があり、ここは壇ノ浦古戦場で、対岸に門司側がはっきりと見えます。
海士ヶ瀬公園は角島の入り口にあり、角島大橋を一望できます。公園の西側には、車いす用のスロープがある展望台もあり、展望台から見る角島大橋もとってもすばらしい。
滝巡り車いすの旅では袋田の滝・華厳の滝・那智の滝・湯滝・アリシベツの滝・白糸の滝(静岡)をご紹介しています。袋田の滝は車椅子ユーザーに厳しい急な坂道を上がります。入口に車でアクセスできませんので、自走ができない方は屈強な介護者を伴うか、電動車椅子にしましょう。
華厳の滝は上観瀑台(2階建て)と下観瀑台(3階建て)がありますが、車椅子では通行可能なのは上観瀑台(2階建て)の1階のみです。
那智の滝は飛瀧神社の階段を通り滝壺拝所へ向かう通常の参拝ルートは車椅子では通行不能ですが、関係者専用駐車場に駐車すると、駐車場の奥に柵があり、その先が車椅子用通路がありますが、現在は使えません。
湯滝の滝壺はバス停から約500m、駐車場から約150mの距離にあり、その間は平坦な概ね舗装路です。従って、自走式車椅子でも楽しめるバリアフリーな滝です。
アリシベツの滝は渓流口駐車場から遊歩道があり、滝まで広くゆったりした遊歩道(車椅子可)を約1.1km伸びています。滝近くの約200mは橋もあり9%の勾配です。公園案内所で「電動カート」を借りて乗り換えましょう。
白糸の滝(静岡)は走行距離が約700mあり、途中の500mは約10%の傾斜が続きますが、滝壺にかなり近い滝見橋までアクセスできるルート、走行距離が約200mで、途中のほぼ平坦な道が続く、滝壺にかなり遠い対岸の展望所までアクセスできるルートがあります。