巌流島
さあ次は巌流島です。唐戸市場の隣に有るフェリーの唐戸ターミナルへ行きました。ここには巌流島行連絡船のきっぷの自動販売機がありましたが、障害者割引きっぷはなかったので、窓口に行って購入しました。ここから、門司港までは5分、巌流島までは10分で到着します。
券売所でてすぐ目の前にある1番船着き場が巌流島行き乗り場です。乗組員の手助けを受け車いすのまま乗船し、船尾のバリアフリースペースに行く。フェリーでの航海の途中では自動音声放送で巌流島の由来についてとか関門海峡の両岸の話とか興味深い内容を盛り込んでくれてます。
10分で巌流島の浮き桟橋に到着、乗組員の手助けを受けここでも車いすのまま下船、浮き桟橋と島の間に広い鉄製のスロープがあり、ここから上陸します。入口にある案内板を見ると、埋め立て前の形は船の形をしており、正式名称は船島というらしい。埋め立て前の形を中心として公園として整備されているが、埋立てられた部分の大半はかつて三菱重工業が埋立てたもので、現在も三菱重工業の私有地となって立ち入り禁止となっています。平日のせいか、観光客もそれほど多くない。
散歩道は一部敷石の部分もあるが、白砂の歩道と周囲は芝生などの平坦な道で、車いすでも十分楽しめました。島の先端まで行くと、小さな丘の上で小次郎と武蔵が対峙している。青空に映える両剣士のりりしい姿はやはり絵に比べて像は迫り方が大分違う。しかし、この丘に車いすで上がれるスロープが無く、りりしい姿を間近で見ることはできませんでした。この丘の海側に古い伝馬船が展示されています。伝馬船のあった人工海浜から立ち入り禁止の埋立て部分の外周にそって南へ、舗装された遊歩道が伸びています。島内散策の最後に桟橋のすぐ近くに舟島神社を見つける。