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ぶらり車いすバリアフリー旅行

観光地・国立公園

秩父多摩甲斐国立公園

インフォメーション

秩父多摩甲斐国立公園は1950年7月10日に国立公園の指定を受けた、埼玉県・東京都・山梨県・長野県の1都3県にまたがる広大な山岳国立公園で、その公園区域面積は12万6259ヘクタールであります。その公園区域は甲武信ヶ岳・国師ヶ岳・金峰山などが連なる奥秩父山稜地域と周辺地区の大菩薩嶺・御岳昇仙峡・奥多摩などで構成されています。
2000m級の高峰を20、1500m級の高峰を80抱えていますが、どの山や岳も水成岩でできており火山を含んでいないことも特徴です。
また、これらの高峰から湧き出た河川によって侵食された、中津峡・鳩ノ巣渓谷・御岳渓谷・西沢渓谷・御岳昇仙峡などの深い渓谷がたくさんあります。

バリアフリー化

秩父多摩甲斐国立公園は2000m級の高峰を20、1500m級の高峰を80抱えている山岳公園であり、ロープウエイやバリアフリーの遊歩道は整備されていません。障害者や高齢者のハンディにとっては厳しい環境ですが、木賊峠や大弛峠、大菩薩峠、雁坂峠にドライブをして峠から新緑や紅葉を楽しむことはできます。
昇仙峡は甲府盆地の北側にある秩父多摩甲斐国立公園を代表する景勝地です。交通規制の敷かれてない期間・曜日・時間であれば、約5kmに渡る渓谷のうち長潭橋から覚円峰前までの約3kmは川沿いを遡りながらドライブできます。途中に移乗するスペースがほぼないため車窓からの観光がメインになりますが、電動や自走に自信のある車椅子ユーザーは下流・上流に設けられた大きな駐車場に車を停めて散策することもできます。
また、奥多摩湖畔には遊歩道(バリアフリー化はされていない)ありますので、ハンディの程度によっては楽しむことができます。

見所・見頃

秩父多摩甲斐国立公園の見どころと見頃はつぎのとおりです。盛の頃行ってみましょう。
*アカヤシオ・ドウゴクミツバツツジ(両神山):5月上旬~中旬
*新緑(鳩ノ巣渓谷・御岳昇仙峡):5月中旬~下旬
*アズマシャクナゲ(甲武信ヶ岳・西沢渓谷など):5月中旬~6月上旬
*ヤマツツジ(鷹ノ巣山):6月中旬~下旬
*高山植物(金峰山):6月下旬~8月上旬
*紅葉(御岳昇仙峡、西沢渓谷、雲取山):10月中旬~11月上旬
*紅葉(鳩ノ巣渓谷・御岳渓谷):11月中旬~12月上旬

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