2020TOKYO

ぶらり車いすバリアフリー旅行

観光地・国立公園

インフォメーション

富士箱根伊豆国立公園は1936年2月1日に富士箱根国立公園として指定を受け、1965年3月に伊豆半島地域が編入され現在の富士箱根伊豆国立公園に名称が変更されました。さらに1974年7月に伊豆諸島地域が編入されました。富士箱根伊豆国立公園の区域は富士山地域・箱根地域・伊豆半島地域・伊豆諸島地域の4つの地域で構成されています。
富士山地域・箱根地域は下のイラストの地域ですが、伊豆半島地域は伊豆半島の城ヶ島・石廊崎・波勝崎・堂ヶ島などから成る海蝕などが見られる海岸部と万二郎岳・万三郎岳からなる天城火山を中心とする半島中央の山稜部が含まれ、伊豆諸島地域は大島・利島・・新島・式値島・神津島・三宅島・御蔵島・八丈島が含まれます。

バリアフリー化

富士箱根伊豆国立公園の箱根地域に障害者や高齢者などのハンディにやさしいバリアフリー設備があります。
芦ノ湖畔の桃源台から早雲山~強羅~箱根湯本に至るルートはたくさんの観光スポットがあります。桃源台~早雲山は箱根ロープウエイが運行され、早雲山~強羅はケーブルカーが運行され、強羅~箱根湯本は箱根登山電車が運行されています。一番バリアフリー化が進んでいるのは箱根ロープウエイで、一番バリアフリー化が遅れているのはケーブルカーです。
箱根ロープウエイの各駅にはエレベーターが設置してあります。ゴンドラに車いすのままで乗降できるように、ハード面ではゴンドラの幅を広くし、段差をなくしています。ソフト面ではゴンドラをいったん停止させたり、サービス介助士を各駅に配置したり、安全かつスムーズな乗降ができるように障害者や高齢者などのハンディに配慮されています。また車いすの無料サービスも行われています。大涌谷駅で必ず乗換が必要ですが平面移動のため段差などはありません。
箱根登山電車は初夏にはあじさいが全線にわたって咲くことから、「あじさい電車」の愛称で呼ばれ、箱根の名物となっています。箱根登山電車の各駅のバリアフリー化をはじめ、乗り換えの利便性向上など、インフラの整備を着々と進められています。
次は芦ノ湖遊覧船のビクトリー号のバリアフリー化についてです。新型海賊船「ビクトリー」は日本の湖で初めて就航するバリアフリー適合船として建造され、船内にエレベーターやバリアフリー対応トイレが設置されています。
箱根湿生花園の園内は高い段差や急な坂も無いので車いすでの散策も可能です。入口付近や一部に細かい砂利を敷き詰めた所がありますが、介助者の方がいれば大丈夫でしょう。駐車場は、入口近くに車いす用のスペースがあります。車いす用トイレは、駐車場入口の左側と園内入口を入った右側にあります。貸し出し用車いすもあります。

見所・見頃

富士箱根伊豆国立公園の見どころと見頃はつぎのとおりです。盛の頃行ってみましょう。
*紅富士(裾野市水ヶ塚・大観山):1月中旬~下旬
*野スイセン(爪木崎):1月中旬~下旬
*みなみの桜(南伊豆):2月中旬~下旬
**フリージア(八丈島):4月中旬~下旬
*新緑(河口湖など):5月上旬~中旬
*アマギシャクナゲ(天城山):5月中旬~下旬
*ススキ(仙石原):10月下旬~11月上旬

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