2020TOKYO

ぶらり車いすバリアフリー旅行

観光地・国立公園

インフォメーション

上信越高原国立公園は1949年9月7日に国立公園の指定を受け、1956年7月10日に妙高・戸隠地区が編入されました。地理的には信越本線を挟んで、東側に谷川岳・苗場山・白根山・浅間山に至る新潟県・群馬県・長野県・群馬県の県境地区があり、西側に妙高山・火打山・戸隠山に至る新潟県・長野県の県境地区がある、山と高峰高原・湯の丸高原・妙高高原・戸隠高原などの高原の国立公園です。
区域面積では大雪山国立公園に次いで日本で2番目の規模の18万8046ヘクタールであります。
地形的には東の谷川岳は大岸壁がそびえる三国山脈ですが、白根山・浅間山などの活火山や妙高山・火打山・戸隠山の裾野には高原・湖沼・湿原が広がり、温泉地としても人気があります。

バリアフリー化

上信越高原国立公園は障害者や高齢者などのハンディには難しい山が多い国立公園です。しかし、谷川岳や白根山にはロープウエイがあり、絶景を楽しめます。谷川岳ロープウエイは1960年に国内最大10人乗自動循環式ロープウェイとして開業しました。現在は22人乗りの新型のゴンドラ14台が導入され、土合口駅から天神平駅2400m、高低差は573mを結ぶ時間は3分短縮されたました。新しいゴンドラは車いすでも乗車が可能で、安定性が強化され強風による運休回数も大幅に減らせることが期待されています。
白根火山ロープウェイは、殺生河原近くにある山麓駅と山頂に近い逢の峰(全長2.4km、ゴンドラは高低差約500m)約8分を結ぶ6人乗りの高速ロープウェイです。白根山麓の雄大なパノラマを楽しむことができます。
上信越高原国立公園の妙高高原いもり池では2006年から2年計画で周囲の木道の整備が始まっています。木道と砂を固めた道になり、入り口も広く車椅子でも入れるようになりました。ここはミズバショウが有名で4月下旬から5月上旬にかけて咲きほこります。
上信越高原国立公園の戸隠森林植物園の園内には 木道が整備されたコースもあり車いすでも移動できます。

見所・見頃

上信越高原国立公園の見どころと見頃はつぎのとおりです。盛の頃行ってみましょう。
*ミズバショウ(妙高高原いもり池・戸隠越水ケ原):4月下旬~5月中旬
*新緑(戸隠高原など):6月上旬~中旬
*レンゲツツジ(湯の丸山):6月下旬~7月中旬
*ハクサンコザクラ・ワタスゲ(妙高山、火打山):6月下旬~8月上旬
*コマクサ(白根山):7月上旬~中旬
*高山植物(谷川岳・苗場山・志賀高原・高峰高原):7月上旬~8月中旬
*紅葉(妙高高原):9月下旬~10月上旬
*紅葉(谷川岳・白根山など):10月上旬~中旬

ハンディのちから:ハンディ生活にちから(力)になる応援情報サイト内の画像・素材を
無断で複製・転載・転用することはご遠慮ください。
Copyright(C)2005.ハンディのちからAll Right Reserved.