2020TOKYO

ぶらり車いすバリアフリー旅行

観光地・国立公園

日光国立公園

インフォメーション

日光国立公園は1934年12月4日に日光地域および尾瀬地域を中心に国立公園の指定を受け、その後、鬼怒川地域・塩原地域・那須地域を追加指定されました。2007年8月に尾瀬地域が尾瀬国立公園として分離指定され公園区域から削除れました。しかしながら、北関東の景勝地としての人気に変わりはありません。
日光国立公園は那須火山帯に位置する山岳公園であります。シラネアオイの群生地として知られれる公園区域最高峰の日光白根山や信仰の山として名高い男体山などの2000メートル級の山々を中心に、裾野には霧降高原や那須高原などの高原・中禅寺湖や湯の湖などの湖沼・華厳の滝や霧降などの瀑布が広がっています。
これらの自然の景観の中に日光東照宮など世界遺産にも登録された神社仏閣などの歴史的建造物が融合しています。
下のイラストで霧降高原が二か所ありますが、川治ダムの下の霧降高原は削除して見てください。

バリアフリー化

日光国立公園は山岳公園であり、車いす利用者や下肢に障害のある方などの利用は難しい環境です。
そんな環境のなかでも、華厳の滝の瀑布見学場へはエレベーターが設置されていたり、那須岳ロープウエイは車いすで乗れたりといくつかのバリアフリー設備も見られます。車椅子でロープウェイ乗れるか心配していました。車椅子専用駐車場や車椅子トイレもあり、スムーズに乗ることができます。ロープウェイの山頂駅を降りると、そこから40分くらい登山すれば噴火口に到着しますが、車椅子では無理です。
霧降高原、ニッコウキスゲが咲く「キスゲ平園地」には、車椅子で散策ができる「バリアフリーコース」があります。レストハウス内にエレベーターが1基あり、車椅子での上下階移動は可能です。エレベーターの室内は一般的なサイズで、多少大きな車椅子でも利用可能です。そして2Fの休憩コーナーの先から、屋外の「バリアフリーコース」につながります。下りルートになり少し進むと「シカ柵ゲート」があります。「シカ柵ゲート」の先には展望コーナーがあります。1300mの高さからの眺望が車椅子で楽しめます。
奥日光の「湯ノ湖」から流れ落ちる高さ約70mの滝です。「竜頭ノ滝」よりも傾斜は緩いアップダウン路を車椅子で進むことができれば、観曝台にいくことができます。
奥日光「湯ノ湖」は、秘境感もある山中の堰止湖ですが、湖畔にバリアフリー歩道があります。「休暇村日光湯元」に近づいたところに、バリアフリー木製歩道の入口があります。湖畔の林間を抜ける木製歩道です。とても丁寧に造られている木製歩道です。歩道の幅は通常サイズの車椅子なら、2台並ぶほどの広さがあります。歩道の終点には、湯ノ湖を臨むバリアフリーな展望デッキがあります。湖に向かって突き出した20坪ほどの木製デッキから、「湯ノ湖」と「男体山」の絶景を楽しめます。

見所・見頃

日光国立公園の見どころと見頃はつぎのとおりです。盛の頃行ってみましょう。
*カタクリ(霧降高原):4月下旬~5月上旬
*新緑(竜頭ノ滝・竜王峡など):5月中旬~5月下旬
*ヤマツツジ・レンゲツツジ(那須高原):5月中旬~6月上旬
*トウゴクミツバツツジ(竜頭ノ滝):5月中旬~6月上旬
*アズマシャクナゲ(湯ノ湖):5月下旬~6月上旬
**ノアザミ・ワタスゲ・レンゲツツジ(小田代ヶ原・戦場ヶ原):6月上旬~7月下旬
*日光キスゲ(霧降高原・那須沼原湿原):6月下旬~7月中旬
*リンドウ(那須高原):8月上旬~9月中旬
*紅葉(那須岳):9月下旬~10月上旬
*紅葉(那須高原、日塩もみじライン、日光周辺):10月中旬~11月上旬

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