2020TOKYO

ぶらり車いすバリアフリー旅行

観光地・国立公園

大雪山国立公園

インフォメーション

大雪山国立公園は1934年12月4日に国立公園の指定を受けた、北海道の中央部に位置する日本最大の国立公園(面積は22.6万ヘクタール)であります。大雪・十勝・然別などの火山帯と石狩連峰からなる山岳公園であり、山岳は標高2000m前後ですが、緯度が高いため本州の3000m級の山岳に近い高山環境であります。
北海道の最高峰旭岳(2290m)や黒岳にはロープウエイがあり、大雪山国立公園最大の観光スポットです。この地域には愛山渓・層雲峡・旭岳・天人峡・大雪高原温泉があります。愛山渓・層雲峡・天人峡温泉は大雪山国立公園の入り口となっています。また、この地域には大雪山国立公園の層雲峡ビジターセンターおよび旭岳ビジターセンターがあります。
十勝岳山麓には十勝岳・吹上・白金温泉があります。然別湖畔には然別湖畔・山田温泉があります。

バリアフリー化

大雪山国立公園の車いす対応のバリアフリー施設は大雪湖畔の遊々林と黒岳ロープウエイがあります。
国道39号線大雪ダムから右の帯広へ向かい、トンネルと橋を超えると右手に銀泉台入り口、その先すぐ左手に「遊々林」入り口の看板があります。ここからは林道、砂利道で途中に分岐があって左へ進むと目の前に広々としたチップの駐車場があります。車いすで大雪湖の畔を散策できる木道あり、駐車場から降りていくと湖面が木々の間から見えます。「遊々林」の情報は大雪湖をご覧ください。
黒岳に登るには5合目までロープウェイで行き、5合目から7合目まではスキー用にもなるリフトでいきます。ロープウェイもリフトも車いすの人でも乗れるように整備がされています。乗り場までの階段には車椅子用リフトが設置されていますし、ロープウェイからリフトまでの遊歩道もバリアフリーになっています。
バリアフリーではありませんが、美しい美瑛川の流れに川岸から幾筋もの湧き水が流れ落ちる白ひげの滝は白金温泉から徒歩3分の橋の上から眺められます。

見所・見頃

大雪山国立公園の見どころと見頃はつぎのとおりです。盛の頃行ってみましょう。
*高山植物(旭岳・大雪山):6月上旬~9月上旬
*エゾノリュキンカ(旭岳・然別湖):5月中旬~6月中旬
*エゾヒメツツジ(然別湖):6月上旬~中旬
*チングルマ(大雪・熊ヶ岳):7月上旬~中旬
*キバナシャクナゲ(然別湖):7月上旬~中旬
*エゾルリソウ・エゾツツジ(富良野岳):7月上旬~8月中旬
*紅葉(銀泉台、裾合平、大雪高原温泉):9月中旬~9月下旬
*紅葉(東大雪系の三国峠、層雲峡):10月上旬~10月中旬

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