2020TOKYO

ぶらり車いすバリアフリー旅行

観光地・国立公園

利尻礼文サロベツ国立公園

インフォメーション

利尻礼文サロベツ国立公園は1974年9月20日に国立公園の指定を受けました。公園区域は2万4166ヘクタールの日本最北端の国立公園です。
利尻礼文サロベツ国立公園は北海道の西北端に位置し、利尻島・礼文島・サロベツ原野などを公園区域とする、利尻山(利尻島)/礼文岳(礼文島)などの山岳・礼文島/地蔵岩(利尻島)/澄海岬の海蝕断崖・オタドマリ沼や姫沼(利尻島)/サロベツ原野などの湿原・海岸砂丘の景観に人気があります。

バリアフリー化

利尻礼文サロベツ国立公園の利尻島・礼文島へはハイランドフェリー運行のフェリーでアクセスします。稚内~利尻・礼文航路の礼文島にのみ生息するレブンアツモリソウに因んで命名された「サイプリア宗谷(CYPRIA SOYA)」が2008年5月から就航予定です。「サイプリア宗谷(CYPRIA SOYA)」は客室のインテリアコンセプトとして「心の旅」と「大自然の優しさに目覚める旅」を基本テーマとしてデザインされた心地よい空間を提供する船として建造され、高齢者・身障者のバリアフリー設備として、車輌甲板および旅客乗船口から客室エントランスに、直接移動できるエレベーターを装備しています。
利尻礼文サロベツ国立公園内サロベツ原生花園には、水平線の見える一面一帯が湿地帯を車いすがすれ違っても十分な広さの木道があり、障害者や高齢者などのハンディにも楽しめます。2011年に建物と木道もリニューアルししまた。サロベツ原生花園には全長1.0kmの木道の上からサロベツ湿原を見学する自然観察路があり、途中には2ヶ所の展望台もあってサロベツ湿原の自然を肌で体感できるほか、ワタスゲやツルコケモモ、年に2日しか開花しないエゾカンゾウなどの珍しい花を楽しめます。入り口にはサロベツ湿原センターがありサロベツ原野形成の歴史や自然などがパネルやビデオなどでわかりやすく紹介しています。
利尻島は利尻山そのものが島でもある海岸線に沿って一周する道路は約55kmあります。車での移動が障害者や高齢者などのハンディには適しています。
礼文島は車での島内観光が主体になりますが、島の西側は断崖や岩礁のため自動車道路はありません。桃岩登山口から桃岩展望台までは上り坂の遊歩道を通って約20分で着きます。展望台からはお花畑の続く散策路がありますが、障害者や高齢者などのハンディには厳しいでしょう。

見所・見頃

利尻礼文サロベツ国立公園の見どころと見頃はつぎのとおりです。盛の頃行ってみましょう。
*ミズバショウ(礼文島・サロベツ原野):4月中旬~5月上旬
*レブンアツモリソウ(礼文島):5月下旬~6月中旬
*新緑(サロベツ原野):6月
*レブンウスユキソウ(礼文島):6月中旬~8月上旬
*エゾノハクサンイチゲ(礼文島):6月上旬~中旬
*エゾカンゾウ(利尻島):6月下旬~7月中旬
*エゾカンゾウとホロムイイチゴなど(サロベツ原野):6月中旬~8月下旬
*リシリヒナゲシ(利尻島):7月中旬~8月中旬
*紅葉(礼文島):9月上旬~中旬
*紅葉(利尻島):10月上旬~中旬

ハンディのちから:ハンディ生活にちから(力)になる応援情報サイト内の画像・素材を
無断で複製・転載・転用することはご遠慮ください。
Copyright(C)2005.ハンディのちからAll Right Reserved.