2020TOKYO

ぶらり車いすバリアフリー旅行

観光地・国立公園

伊勢志摩国立公園

インフォメーション

伊勢志摩国立公園は1946年11月20日に国立公園の指定を受けました。日本の国立公園は山岳公園が多いなかで、瀬戸内海国立公園や西海国立公園とともに数少ない海の国立公園です。
伊勢志摩国立公園は紀伊半島東端の典型的なリアス式海岸を形成している志摩半島に位置しています。公園区域は、伊勢神宮を中心とした内陸部、鳥羽湾・的矢湾・英虜湾・五ヶ所湾からなる海岸部、数百メートルの低い山からなるなだらかな丘陵部で形成されています。公園区域面積は5万5544ヘクタールです。
伊勢志摩国立公園の景観は内陸部の歴史的価値が高い建造物や史跡と自然林、海岸部のリアス式海岸の深い入り江・散在する島々・波による海蝕崖や海蝕洞であります。

バリアフリー化

伊勢志摩国立公園は障害者や高齢者などのハンデイに優しいバリアフリーが行き届いた国立公園です。
その一番目が車いすの無料レンタルサービスである「どこでもチェア」です。「どこでもチェア」は、車いすの持ち運びをせずに伊勢志摩で車いすを調達したいというハンディや旅行中にケガをした人々にとってたいへんありがたいサービスです。今までは各施設ごとという、点でしかない車いす貸し出しを、旅行中トータルして利用できるサービスに特徴があります。詳しくはどこでもチェアをご覧ください。
貸し出し車いすについては伊勢神宮にも特徴があります。外宮・内宮とも神域は広く、玉砂利の参道は車いすや障害者や高齢者などのハンデイにとって少し 厳しいですが、衛士見張所に申し出ると、砂利道に対応した太いタイヤ の車椅子を貸してくれるので安心です。詳しくは伊勢神宮をご覧ください。
観光スポットにアクセスする駅のバリアフリー化も進んでいます。近鉄の宇治山田駅・鳥羽駅・志摩磯部駅・鵜方駅・賢島駅を見ていると、エレベーター&車いす対応トイレは賢島駅を除く4駅に設置され、障害者への対応(改札口~ホーム)はすべての5駅で行われ、駅構内用貸し出し車いすはすべての5駅に設置されています。
横山展望台からは英虞湾に浮かぶ、真珠いかだやリアス式海岸が一望できます。第1展望台~第3展望台がありますが、駐車場から第1展望台までに傾斜が緩やかな200mの手すりつき木造スロープが設けられ、障害者や高齢者などのハンデイに優しく途中何度も休憩ができ、景色を眺めながら登れます。

見所・見頃

伊勢志摩国立公園の見どころと見頃はつぎのとおりです。盛の頃行ってみましょう。
*サクラ(伊勢神宮内宮):3月下旬~4月上旬
*ツツジ(ともやま公園):4月中旬~4月下旬
*新緑(伊勢神宮内宮):5月中旬~5月下旬
*ハマナデシコ(志摩市大王崎):6月上旬~下旬
*ハマユウ(志摩町):7月中旬~8月下旬
*ハマボウ(南伊勢町):7月下旬~8月上旬
*サシバの渡り(鳥羽市):9月下旬~10月上旬
*紅葉(伊勢神宮内宮):11月下旬~12月上旬

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