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ぶらり車いすバリアフリー旅行

観光地・国立公園

阿蘇くじゅう国立公園

インフォメーション

阿蘇くじゅう国立公園は1934年12月4日に阿蘇国立公園として指定を受け、その後鶴見岳周辺地域などが追加指定され、1986年に阿蘇くじゅう国立公園の名称になりました。長崎・熊本・大分を結ぶ九州観光ルートにある阿蘇くじゅう国立公園はやまなみハイウエイなどの道路網が整備され、ドライブ・登山・温泉保養として人気があります。
阿蘇くじゅう国立公園は九州のほぼ中央に位置し、熊本県の阿蘇地域と大分県のくじゅう・湯布鶴見地域で構成されています。
阿蘇地域は周囲128kmに及ぶ世界最大級のカルデラを持つ阿蘇火山とその周辺の草原地帯、菊地渓谷からなる地域です。火山景観と草原景観は阿蘇くじゅう国立公園の主要な景観をなしています。くじゅう・湯布鶴見地域は火山景観と草原景観に加えて、湖沼景観や湿原景観も見られます。この地域の中心は1700m級の9山からなる九重連山と由布岳・鶴見岳であり、そのすそ野に久住高原や飯田高原が広がっています。

バリアフリー化

阿蘇くじゅう国立公園はやまなみハイウエイなどの道路網が整備され、久大本線と豊肥本線の間に位置しています。景観を楽しむドライブ・温泉保養として障害者や高齢者などのハンディにも人気があります。
阿蘇くじゅう国立公園「タデ原(たでわら)湿原」は、大分自動車道由布院ICから通称「やまなみハイウェイ」と呼ばれる県道11号を経由して、およそ40分の場所。標高1745mの三俣山(みつまたやま)の山麓にあります。タデ湿原の遊歩道は、段差が少ないバリアフリー設計になっています。湿原に併設するように「長者原ビジターセンター」があります。ビジターセンターの裏手にスロープがあるので、車いすでも駐車場から簡単に行くことができ、ビジターセンター内には多目的トイレもあります。長者原ビジターセンターでは車いすの貸し出しを始めています。ビジターセンター館内はバリアフリー設計になっており、専用のお手洗いやエレベーターなどを設置しています。また、長者原ビジターセンターと三俣山の間に広がるタデ原湿原の木道は一部がバリアフリー設計になっています。

見所・見頃

阿蘇くじゅう国立公園の見どころと見頃はつぎのとおりです。盛の頃行ってみましょう。
*ハルリンドウ:3月~5月
*ヒトリシズカ:4月~5月
*スズラン:4月~6月
*ツクシャクナゲ・ヨウラクツツジ(九重大船山):5月上旬~6月上旬
*マイヅルソウ・ハナショウブ:5月~7月
*ミヤマキリシマ(九重大船山・阿蘇山・仙酔峡):5月中旬~6月上旬
*新緑(由布岳・米塚):5月下旬~6月上旬
*ラベンダー(飯田高原):7月上旬~11月上旬
*タチフウロ・ママコナ:7月~9月
*ヒロハトラノオ:8月~9月
*ヒゴタイ・アキノキリンソウ:8月~10月
*サイヨウジャジン:8月~11月
*リンドウ:9月~11月
*コスモス(飯田高原):9月上旬~下旬
*ススキ(九重・阿蘇山山麓):9月中旬~10月上旬
紅*葉(菊池渓谷):11月上旬~中旬

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