ハンディのちから

ぶらり車いすバリアフリー旅行

バリアフリーな観光地

第四日目・広島⇒おりずるタワー⇒原爆資料館⇒羽田空港

「車いすで第四日目・広島⇒おりずるタワー⇒原爆資料館⇒羽田空港を楽しむでは、 車いすで「おりずるタワー⇒原爆資料館⇒広島空港」を楽しもうと計画される障害者やシニアなどのハンディをお持ちのお客さまの役にたつ、バリアフリーオンリーではなく、非日常を楽しめる広島駅⇒おりずるタワー⇒原爆資料館⇒羽田空港のバリアフリー体験情報を、マップ上でご提供しています。
車いすに乗ったままで移動できた交通機関は全ての交通機関です。、原爆ドーム⇒原爆資料館⇒おりずるタワーは車いす散歩でした。
管理人は、速度は遅いですが、両手杖で約200m歩行できますので、車いす使用時も常に杖を2本携帯しています。そして今回も、高速バスと路線バス・タクシーの乗降車は両手杖で歩行しました。

広島駅→原爆ドーム前駅

原爆ドーム前停留場行路面電車の広電広島駅乗り場はJR広島駅を挟んでシェラトングランドホテル広島の反対側にあります。JR広島駅南口を出ると左側に広島駅南口交通案内所があり、原爆ドームのゆき方を聞こうと思いましたが、入口に段差があり中に入れません。仕方なく広電広島駅の方向に進みました。なんとか車いすで乗車できる場所にたどり着きました。駅員さんに車いす用渡り板を出していただき無事に乗車できました。
約20分で原爆ドーム前停留場に到着しました。この停留場は道路上に軌道が敷設された併用軌道で、当停留場も道路上にホームが置かれています。ホームは低床式で上下2面あり、東西方向に伸びる2本の線路を挟み込むように向かい合って配置されています。路面電車を降りると道路に向かって緩やかなスロープがあり、安全に路面に出ることができます。
9時30分におりずるタワーに到着しましたが、おりずるタワー開館は10時からということで、道路の反対側にある原爆ドームへ移動しました。

原爆ドーム&広島平和記念資料館

広島駅→原爆ドーム前駅

管理人は55年前にここへ来たことがあり2回目の訪問です。原爆ドームは吹き抜けのレンガ造りの建物「広島県産業奨励館」で、ほぼ爆心地で被爆し大破しながらも全壊を免れました。被爆体験を伝える貴重な建物として当時の姿を残したまま保存されることになったのが「原爆ドーム」です。原爆の威力や悲惨さを今に伝えながら、核兵器の廃絶と世界の恒久平和を訴えかけています。車いすに乗りながら細かく観察いたしました。
元安川沿いに平和祈念公園に向かって車いすで進みます。元安橋を渡るとすぐに平和祈念公園の入口に出ます。広島平和記念資料館は工事中で、左側の仮設エリアの広島平和記念資料館に到着しました。
原爆による被害の実態を世界の人々へ伝え、核兵器廃絶と世界恒久平和の実現を訴えることを目的に、1955年に開館されました。東館と本館に分かれ、被爆者の遺品や、写真等の被爆資料を展示し、被爆の実相や原爆投下の経緯、広島の歩みなどについて紹介しています。ここもバリアフリーになっていて、十分紹介物を見ることができました。

おりずるタワー

広島駅→原爆ドーム前駅

来た道を戻りおりずるタワーに着きました。
一番の見どころとなる屋上展望台「ひろしまの丘」です。ここは従来の展望台の概念を壊すような開放的で落ち着きのある空間になっています。杉や檜の木材を使用することであたたかみある空間になると共に湿度の高い日には木々の香りを楽しむこともできます。当日は天気もよく、宮島の弥山を眺めることもでき、原爆ドームと宮島の広島県内の2つの世界遺産を同時に見下ろすことができました。また眼下には、車・バス、路面を走る広島電鉄をゆったりと眺めることができました。しかし、中心にある丘の部分は周回路からかなり高く車いすで登ることは止めました。
広島が歩んできた歴史などを学ぶデジタルコンテンツが充実する「おりづる広場」に行きました。スクリーンの前に立つと人間に反応して、折り紙をモチーフにしたブロックがあちこちと飛び交いながら立っている人と同じ形になるアバターを体験しました。
最後に広島の名産品などを豊富に取り扱うショップや県内の代表的なお土産や、地元で愛されるB級グルメまで取り揃えたお土産店を回って見学終了です。

JR広島駅→広島空港

広島駅→原爆ドーム前駅

JR広島駅から広島空港へ行くルートは幾つかあります。しかし、ほとんどのルートがリムジンバスで運行されていますが、1路線だけ車いすのまま乗車できる低床バスで運行されているルートがあります。
このルートはJR山陽本線と空港連絡低床バスを乗り継ぐルートで広島空港へアクセスもできます。山陽自動車道を通過しないため、渋滞等の影響を受けにくい定時性の高いルートです。JR白市駅から広島空港まではわずか約15分です。
バリアフリー化が進み、平成28年1月にJR白市駅に新しい跨線橋とあわせてエレベーターが完成したとともに,平成28年3月には空港連絡バスの一部にノンステップ車両も導入され,重い荷物があっても利用しやすくなりました。

第四日目・広島⇒おりずるタワー⇒原爆資料館⇒羽田空港の旅程図

第四日目・広島⇒おりずるタワー⇒原爆資料館⇒羽田空港の旅程図です。様々な移動方法のバリアフリー度や管理人の車いすの扱い方をご覧ください。スマートフォンで閲覧される方は「横」にして下表を御覧ください。
  
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