洋ランの開花株・花後開花株・開花予定株

ガーデニング&園芸

洋ランの開花株・花後開花株・開花予定株

洋ランの株

「洋ランの株」では、洋ランの開花株を鑑賞したり、洋ランの栽培を開始するために、何時(季節)・どんな株(開花予定株または一作株・中苗・小苗)・どこで購入するかなどの情報を提供しています。

どんな株(開花予定株または一作株・中苗・小苗)

洋ランの株には開花株・花の終わった開花株・開花予定株または一作株・中苗・小苗があります。

開花株

開花している株は、実際に花を見て気に入ったものを納得して選べるので、初心者が求めるにはよい方法です。しかし、どうしても開花していない時よりも値段が高くなっています。開花株は栽培者や販売者の環境と自分の栽培環境の違いを把握して購入することが大切です。
一方で開花株しか買えない人も多いでしょう。それは贈り物やお祝い用に洋ランを使われる方たちです。

花の終わった開花株

花の終わった開花株をお世話しなければならない人は、管理人のように栽培目的で値下がり株を購入する人や贈り物やお祝い用に洋ランを貰った方々です。
栽培目的で買う人のメリットは長く店頭に飾られて花の終わった開花株(いわゆる展示品)は安価なことです。新芽や新根の発生状況・茎や葉の健全具合・病気の有無など株の生育状況を判断できない初心者には難しい株です。
多くの洋ランを貰った方々は、来年も開花させるために栽培することに興味がないかもしれません。しかし、開花が終わった後も責任を持って丁寧に処分することが贈り主や花への感謝の気持ちを表す方法と言えるでしょう。時間と場所がお有りになる方は自分で育てられ、自分で育てられない方は、花の終わった開花株を買っても育てたい人に譲る方法もあります。

開花予定株または一作株

開花予定株または一作株はこれまで開花したことがなく、これからの栽培管理次第で開花する力を持っており、新しい環境に慣れさせやすい。

中苗

中苗は草丈が10cm~20cmくらいの株です。春に栽培を開始し、秋までの間に新しい栽培環境に慣れ成長します。しかし、開花までおおむね3年はかかります。

小苗

小苗は草丈が10cm~20cmくらいの株です。春に栽培を開始し、秋までの間に新しい栽培環境に慣れ成長します。しかし、開花までおおむね4年~5年はかかります。

何時(季節)

洋ランの栽培用株の購入しやすい季節は、春・秋・冬の順です。

洋ランの栽培用株を一番購入しやすい季節は、一番失敗のリスクが少なく、洋ランの成長を実感できる春です。春から気温が徐々に上昇して、洋ランは春から初秋にかけて成長するからです。
また、春から洋ラン栽培を始めると、新根や新芽の発生・根や茎や葉の成長・花芽の発生などの成長過程を実感できます。
重ねて、春から初秋の期間は栽培管理次第で新しい環境に慣れさせやすいこともあります。

洋ランの栽培用株を二番目に購入しやすい季節は、一番失敗のリスクが少ない秋です。初秋の頃は洋ランの成長が終わり、そろそろ花芽が出てきます。この時期は成長が終わっていますので、手入れ作業が少なく、多少の環境変化に耐えられます。
もう一つ、数カ月後には開花して花を楽しめることがあります。

洋ランの栽培用株を購入しやすい最後の季節は、花を見て自分の好みの洋ランを購入できる冬です。冬は各地で洋ラン展が開催され、即売所が併設され、その地域で育った開花株が販売されています。
一方、アジアや中南米の熱帯や亜熱帯が故郷の洋ランは日本の冬の寒さが苦手です。冬に株を移動(購入して持ち帰る)すると、開花しなかったり、花の寿命が短くなることもあります。しかし、これらの現象もその年だけです。春から、自分の好みの洋ランを適切な管理で栽培すれば元気を回復し、翌年は自分の好みの洋ランの開花を楽しめます。  
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