洋ランの温度管理と生育

ガーデニング&園芸

洋ランの温度管理と生育

洋ランの温度管理と生育

「洋ランの温度管理と生育」では、洋ランの生まれ故郷は雪や霜などに関係がない、暖かい熱帯や亜熱帯です。そんな環境を故郷に持つ洋ランは寒さや雪や霜などの日本の気象では、屋外で栽培することはできません。従って冬の間、洋ランは室内に入れて寒さから保護する必要があります。そこで、よく聞かれる言葉が「洋ランの温度管理と生育」です。 「ハンディのちから」では洋ランの温度管理と生育について、成長を休止し生命を維持できる「最低温度」と生育を維持できる最適温度を中心に、枯れてしまう「生育不適温度」、成長が始まる「成長開始温度」、花芽の付きが悪く、蕾が開かない「開花不適高温」、初秋の「室内取り込み温度」、初春の「屋外運び出し温度」について解説しています。

シンビジュームの温度管理と生育

洋ランの温度管理と生育のうち、シンビジュームの温度管理は株を大きく健康に育てる春から夏、花芽を付ける秋、霜や氷結で株を傷めない冬の温度管理はつぎのとおりです。
○室内取り込み温度:5~6℃
○生育不適温度:3℃
○最低温度:10℃
○成長開始温度:13℃
○最適温度:12℃
○開花不適高温:20℃の温度差
○屋外運び出し温度:12℃

デンドロビウムの温度管理と生育

洋ランの温度管理と生育のうち、デンドロビウムの温度管理は株を大きく健康に育てる春から夏、花芽を付ける秋、霜や氷結で株を傷めない冬の温度管理はつぎのとおりです。
○室内取り込み温度:6~7℃の低温に10日前後当ててから室内に取り込みます℃
○生育不適温度:3℃
○最低温度:7℃
○成長開始温度:12℃
○最適温度:13℃(夜半から明け方の温度が10~15℃であれば1か月くらい花が楽しめます)
○開花不適高温:20℃
○屋外運び出し温度:12℃
 

オンシジウムの温度管理と生育

洋ランの温度管理と生育のうち、オンシジウムの温度管理は株を大きく健康に育てる春から夏、花芽を付ける秋、霜や氷結で株を傷めない冬の温度管理はつぎのとおりです。
○室内取り込み温度:13~15℃
○生育不適温度:3℃
○最低温度:7℃
○成長開始温度:15℃
○最適温度:15℃
○開花不適高温:20℃
○屋外運び出し温度:15℃

パフィオペディラムの温度管理と生育

洋ランの温度管理と生育のうち、パフィオペディラムの温度管理は株を大きく健康に育てる春から夏、花芽を付ける秋、霜や氷結で株を傷めない冬の温度管理はつぎのとおりです。
○室内取り込み温度:7~8℃
○生育不適温度:3℃
○最低温度:5℃
○成長開始温度:15℃
○最適温度:15℃(夜半から明け方の温度が10~15℃であればよい)
○開花不適高温:20℃
○屋外運び出し温度:12℃
 

デンファレの温度管理と生育

洋ランの温度管理と生育のうち、デンファレの温度管理は株を大きく健康に育てる春から夏、花芽を付ける秋、霜や氷結で株を傷めない冬の温度管理はつぎのとおりです。
○室内取り込み温度:15℃
○生育不適温度:0℃
○最低温度:8℃
○成長開始温度:15℃
○最適温度:20℃(夜半から明け方の温度が10~15℃であればよい)
○開花不適高温:20℃
○屋外運び出し温度:15℃

カトレアの温度管理と生育

洋ランの温度管理と生育のうち、シンビジュームの温度管理は株を大きく健康に育てる春から夏、花芽を付ける秋、霜や氷結で株を傷めない冬の温度管理はつぎのとおりです。
○室内取り込み温度:13~15℃
○生育不適温度:5℃
○最低温度:7℃
○成長開始温度:13℃
○最適温度:15℃
○開花不適高温:20℃(花芽は伸びず、腐ったり枯れたりし、新芽が伸びてくる)
○屋外運び出し温度:15℃
 

胡蝶蘭の温度管理と生育

洋ランの温度管理と生育のうち、胡蝶蘭の温度管理は株を大きく健康に育てる春から夏、花芽を付ける秋、霜や氷結で株を傷めない冬の温度管理はつぎのとおりです。
○室内取り込み温度:15℃
○生育不適温度:7℃
○最低温度:10℃
○成長開始温度:18℃
○最適温度:20℃
○開花不適高温:
○屋外運び出し温度:夜間の温度が18℃以上
 

セロジネの温度管理と生育

洋ランの温度管理と生育のうち、セロジネの温度管理は株を大きく健康に育てる春から夏、花芽を付ける秋、霜や氷結で株を傷めない冬の温度管理はつぎのとおりです。
○室内取り込み温度:5℃。5~7℃の低温に約半月当ててから室内に取り込みます
○生育不適温度:0℃
○最低温度:3℃
○成長開始温度:12℃
○最適温度:10℃(夜半から明け方の温度が10~15℃であれば無難)
○開花不適高温:20℃
○屋外運び出し温度:12℃
 

バンダの温度管理と生育

洋ランの温度管理と生育のうち、バンダの温度管理は株を大きく健康に育てる春から夏、花芽を付ける秋、霜や氷結で株を傷めない冬の温度管理はつぎのとおりです。
○室内取り込み温度:15℃
○生育不適温度:10℃
○最低温度:15℃
○成長開始温度:18℃
○最適温度:22℃(夜半から明け方の温度が10~15℃であればよい)
○開花不適高温:
○屋外運び出し温度:日中20℃、最低15℃以上
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