健康生活ーバリアフリー住宅

室内階段の手すり

「室内階段の手すり」では、人の動線に合った室内階段の手すりの形状と絶妙の握り感覚を与えてくれる凹みが付いている丸棒ディンプルを使用した室内階段の手すりをご紹介しています。
「ハンディのちから」では、 障害者やシニアなどのハンディをお持ちのお客さまに、病気や怪我の予防や健康管理のうち、障害者の役にたつ室内階段の手すりに関する情報を提供しています。
歩行に不安をお持ちの障害者やシニアなどのハンディの方は階段のない平屋で暮らすのが最善の方法ですが、所有している住宅環境を考えますと、そのようにいかないことの方が多いでしょう。私の場合も2階を使わらざるを得ないケースです。寝室が2階にあり、趣味の洋ラン栽培は日当たりがよい2階のバルコニーを使わざるを得ません。そんな環境ですので、日に5~6回は2階に上がります。最近、階段の上り下りに不安がありますので、室内階段の手すりを設置しました。

手すり工事はどこに頼む

私も昨年8月に介護保険証の発行を受けましたので、転ばぬ先の杖ならぬ、転ばぬ先の手すりとなった次第です。我が家を建築した住宅メーカーに依頼しましたら、メーカーの部品のカタログを見せるだけで、使い勝手や私の障害への配慮の説明が無かったので、すぐにお断りしました。なぜなら、室内階段の手すり工事は室内階段の手すりについての知識と経験豊富な人でないとその目的が達成できないからです。
バリアフリーの住宅環境とは、段差の解消、手すり取り付けなど、日常生活の中で基本的な暮らしのが出来る空間を使用者と共に考え、障害者やシニアなどのハンディの歩行補助具としてだけではなく、障害者やシニアなどのハンディに生活の広がりと生き甲斐を与えるために最適の方法をもって施工する方法の住宅改修です。
そこで、市の障害者やシニアなどのハンディ向け住宅改修相談センターに指導をいただき、そこの建築士さんのご紹介をいただいた方に依頼しました。その方は室内階段の手すりの計画・設計・施工にも十分経験があり満足できる仕上がりになりました。特にフリーブラケットを使ったコーナーのカーブが気に入っています。

我が家の
屋内階段手摺(1)

我が家の屋内階段の手すりの状況を10枚の写真でご紹介します。

一般的手すり:今回不採用

コーナーR手すり:今回採用

室内階段の前半部分

我が家の
屋内階段手摺(2)

室内階段の中盤部分

室内階段の後半部分

No.2手すり金具壁受け

No.3フリーブラケット

我が家の
屋内階段手摺(3)

No.4フリーブラケット

No.3フリーブラケット

No.1エンドブラケット

屋内階段の手すり部材

手すり

室内階段の手すりの材質は天然木で、ディンプル(ゴルフボールや野球の軟式・準硬式ボールの表面にある細かい凹み)が付いた丸棒35mmを使用しています。室内階段の手すりの直径35mmは、高齢者の方が握りやすく、体をしっかり支えられる直径です。室内階段の手すりの形状は丸棒と丸棒ディンプルがあり、直径は32mmと35mmがあります。色はライトブラウン・ブラウン・ダークブラウンがあります。

エンドブラケット

エンドブラケットの構成は本体(亜鉛合金)・カバー(ポリプロピレン)・タッピングねじです。エンドブラケットは直径は32mm(531-444~531-446)と35mm(531-407~531-409)があり、色はゴールド・ブロンズ・シルバーがあります。
室内階段の手すりを必要とする障害者やシニアなどのハンディをお持ちの方が歩行中に室内階段の手すりの端部に衣服の袖などを引っ掛けることは、転倒につながるために防止策が必要です。エンドブラケットは端部が滑らかな曲線になっていますので、衣服の袖などが室内階段の手すりの端部に引っかかりにくくなっています。

フリーブラケット

フリーブラケットの構成は本体(亜鉛合金)・カバー(ポリプロピレン)・タッピングねじです。手すりを挟み込んで固定する手すり受け金具です。フリーブラケットは直径は32mm(531-274~531-276)と35mm(531-174~531-176)があり、色はゴールド・ブロンズ・シルバーがあります。
3次元曲げが可能なフレキシブル部材です。今までは階段での縦手すりには直線手すりを設置していました。フリーエンド丸棒用を使うと縦手すりから直線、傾斜手すりが設置できます。壁のコーナーで人の動線にあわせた室内階段の手すりの設置ができます。今までは住宅の状況で手すりの設置が制限されていました。フリーエンド壁用を使うと人の動線にあった室内階段の手すりの設置が可能です。階段などの段差に沿って手すりを設置する場合、フレキシブル部材とその両側に通常のブラケットが必要でした。フリーブラケットシリーズは、上下方向だけでなく、 左右にも首振りできるので、直線性がない壁の室内階段の手すりにも対応できます。

手すり金具受け

手すり金具受けの構成は本体(亜鉛合金)・カバー(ポリプロピレン)・タッピングねじです。手すり金具受け直径は32mm&35mm共用(531-307~531-309)があり、色はゴールド・ブロンズ・シルバーがあります。階段で使用する水平手すりでは、受け金具が手すり下部から受けるようにします。横から手すりを受ける金具では、握った手を滑らせていくと手すり受け金具に当たり、握り替える必要があるので良くありません。
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