健康生活ーバリアフリー住宅

屋外階段階段の手すり

障害者やシニアなどのハンディをお持ちのお客さまに、病気や怪我の予防や健康管理のうち、障害者の役にたつ屋外階段(アプローチ)の手すりに関する情報を提供しています。
私の家の敷地は市道のレベルより1.5メートルほど高くなっています。従って、玄関まで上がるためには9段の階段を登らなければなりません。今までフェンスやブロックに掴まって昇降していましたが、雨の日に杖の先端が滑って転倒しました。それ以来、特に雨の日は恐る恐る行き来をするようになりました。

手すり工事はどこに頼む

私も昨年8月に介護保険証の発行を受けましたので、転ばぬ先の杖ならぬ、転ばぬ先の手すりとなった次第です。我が家を建築した住宅メーカーに依頼しましたら、「それでは外構業者を連れていきます」との返事でしたので、すぐにお断りしました。なぜなら、屋外階段(アプローチ)の手すり工事は屋外階段(アプローチ)の手すりについての知識と経験豊富な人でないとその目的が達成できないからです。
バリアフリーの住宅環境とは、段差の解消、手すり取り付けなど、日常生活の中で基本的な暮らしのが出来る空間を使用者と共に考え、障害者やシニアなどのハンディの歩行補助具としてだけではなく、障害者やシニアなどのハンディに生活の広がりと生き甲斐を与えるために最適の方法をもって施工する方法の住宅改修です。
そこで、市の障害者やシニアなどのハンディ向け住宅改修相談センターに指導をいただき、そこの建築士さんのご紹介をいただいた方に依頼しました。その方は計画・設計・施工にも十分経験があり満足できる仕上がりになりました。特に可変付エンド手すりが気に入っています。

我が家の
屋外階段手摺(1)

我が家の屋外階段(アプローチ)の手すりの状況を11枚の写真でご紹介します。

市道から最初の階段
までの前半部分

2つ目の階段部分の手すり

我が家の
屋外階段手摺(2)

壁受けエンド

壁付けブラケット

可変壁付けブラケット

壁付けブラケット

我が家の
屋外階段手摺(3)

可変付エンド手すり

支柱アンカー固定式の脚部

エンド支柱ブラケット

エンド受け金具

屋外階段(アプローチ)の手すり部材

手すり

手すりの構造はアルミニウム異形押出しの芯材にエラストマー樹脂カバーで被覆した34mmを使用しています。手すりの直径34mmは、高齢者の方が握りやすく、体をしっかり支えられる直径です。すべりにくく、長時間日光にあたっても変色・劣化しにくい材料を使っているため屋外でも長時間安心して使えます。手すりの表面は夏は熱くなりにくく、冬は冷たくなりにくい。
手すりに蓄光ビートは付いていますので、帰宅時に蓄光ビードが発光することで、手すりの位置を確認してしっかり握ることができます。手すりをはさみ込み固定しているため90°間隔で手すりを回転させ、蓄光ビードの位置を変えることができます。日没後約8時間維持します。

壁受けエンド

壁受けエンドの構成は本体(アルミニウム合金)・カバー(ポリプロピレン)・ねじ類・アンカープラグです。

壁付けブラケット

壁付けブラケットの構成は本体(アルミニウム合金)・カバー(ポリプロピレン)・ねじ類・アンカープラグです。手すりを挟み込んで固定する手すり受け金具です。

可変壁付けブラケット

可変壁付けブラケットは可変コーナー支柱ブラケットと壁付けブラケットを組み合わせて作ります。0~45°の範囲で段差に合わせて角度を調節することが可能です。

可変付エンド手すり

可変付エンド手すりの構成はエンド手すり(エラストマー/ステンレス)・エンドブラケット(アルミニウム合金)・手すり受けブラケットC(亜鉛合金)・ねじ類です。端部に手すりを設置できないケースでも、支柱から約20cmの手すりを確保していますので、端部手すりに安心して体をあずけることができます。

支柱アンカー固定式

支柱アンカー固定式の構成は支柱(アルミニウム合金)・手すり受け(亜鉛合金)・支柱カバー(ポリプロピレン)・ねじ類です。支柱の固定方法には埋め込み固定式・アンカー固定式・スロープ対応式があります。取り付けた後、使用状況の変化に応じて手すりの高さを変える事も可能タイプもあります。

エンド支柱ブラケット

エンド支柱ブラケットの構成は本体(アルミニウム合金)・ねじ類です。支柱から手すりが飛び出さない端末金具です。

エンド受け金具

エンド受け金具の構成は本体(アルミニウム合金)・カバー(ポリプロピレン)・ねじ類・アンカープラグです。
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