ライフスタイル(1)
まず、管理人の経験からお話ししましょう。杖や歩行器で歩くと、行動半径はせいぜい100mしかありません。管理人が人々とのコミュニケーションを楽しめる外出先は、この行動半径内には一つもありません。従って、今のままだと、家に引きこもっているしかありません。
ところが、車いすを使うと、行動半径は飛躍的に広がります。極端に言うと、日本全国どこでも、いや世界中へ出かけることができるのです。
管理人の場合、 車いすを使用してつぎのようなライフスタイルにしたいと考えています。
- 車いすだけを使って、近隣のコンビニエンス・ストア、スーパーマーケット、図書館、銀行、郵便局、公園へ行って必要な用事を自分一人でまたは介助者(家族)と一緒にする。
- 車いすと電車を使って、病院、通所リハビリテーションセンター、図書館、美術館、博物館、講演会へ行って必要な用事や人々とのコミュニケーションを自分一人でまたは介助者(家族)と一緒にする。
- 車いすとその他諸々の交通機関を使って、宿泊旅行を介助者(家族)と一緒に楽しむ。