チバニアンとは
唐突ですが、日本の世界遺産は幾つの県にあるか、ご存知ですか?日本の世界遺産はユネスコに25件登録されており、文化遺産が20件、自然遺産が5件です。現在、47都道府県中27都道府県に世界遺産があります。千葉県も世界遺産が無い20都道府県の一つです。
千葉県が地層で世界的に認められたのです。千葉県市原市田淵にある地層は、一番新しい地磁気逆転の記録が世界で最もよく残っているため、令和2年1月、時代を分ける境界がよくわかる地層として、世界的に認められました。このことにより、いままで名前がなかった約77万4千年前から12万9千年前までの時代がラテン語で「千葉の時代」を意味する「チバニアン」と呼ばれることになりました。日本の地名にちなんだ名前が地質年代につけられることは初めての快挙です。
チバニアンのバリアフリーの現状と将来
車椅子使用者の方々にも、世界的に認められました地層をご自身の目で見てもらいたいのですが、もうしばらくお待ちください。その間、千葉県市原市役所さんが用意された、メタバースをご覧ください。
左(1画面時は上)の画像が現状の画像です。ビジターセンターまでは車椅子でも行けますが、露頭までは約300mの下り通路です。途中に階段が数箇所あり、舗装路は途中迄です。露頭に近づくには傾斜のある滑りやすい河岸や浅い水中を歩行しなければなりません。
右(1画面時は下)の画像が2026年オープン予定のバリアフリー施設の画像です。隈研吾さん設計のビジターセンターから露頭近くまでは車椅子でも行くことができるそうです。
チバニアンをメタバースで見る
メタバースとはアバター(自分の分身であるデジタルキャラクター)を利用し、多人数が同時にオンラインで相互コミュニケーション、経済活動等が可能なバーチャル空間。SNS の未来形の一つともいわれるサービスです。
現地に来ることが困難な人にもその魅力を発信するため、現地を再現した空間を作成するとともに、アバターを介してチバニアンの魅力の説明会を行える空間なども作成しています。
チバニアンの空間を活用し、集客イベントなどを実施して、利用実態等の課題を把握します。「チバニアンのメタバース空間」は、下記リンク内の「2 検証概要、チバニアンのメタバース空間(外部リンク)」をクリックして、Web上で2025年3月31日までの期間限定で見ることができます。
チバニアンのメタバース空間でできること
チバニアンのメタバース空間に入るとつぎのようなことができます。
- 三次元空間に入って、チバニアン空間を散歩することができます。
- ビジターセンターに入室して展示物を見ることができます。展示物を右クリックすると、拡大されます。一部の画像は解像度が低いものもあります。
- 77万年前の空間に入ると、海の底になり、魚などの生物が見られます。
- 360度動画はアバターが中に入ることができ、360度ぐるっと見ることができます。
- 貝の化石の写真も拡大してみることができます。
- チバニアンに行くのが難しい方、チバニアンには来たけれども、設置場所は足元が悪く川岸まで降りられない方のために、2022年に開館した市原歴史博物館と、チバニアンビジターセンターに展示用のゴールデン・スパイクを設置しています。
現在のチバニアンビジターセンターへは?
現在のチバニアンビジターセンターへのアクセスは、月崎駅が最寄駅ですが、月崎駅は無人改札でタクシーはありません。2kmほど離れており、徒歩で約30分かかります。最初に高低差10mほど下り、その後高低差40mほど上り坂があります。
牛久駅は千葉よりで約12km離れていますが、牛久駅は有人駅で、駅員さんのヘルプも受けることができ、タクシーも掴まえ易いです。約12km、タクシーで20分ほどで到着します。