ミラーレス一眼カメラ

何を撮るか・ミラーレス一眼カメラ

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写真やカメラに興味をお持ちの方向けミラーレス一眼カメラ情報

何を撮るか

車いすに乗っている管理人は自分にあったカメラを選ぶとき、まずどんな被写体を撮りたいか、これからカメラをどうのように使っていくか、イメージします。何故なら、撮影シーンによってミラーレス一眼カメラの必要な性能も変わってくるからです。
撮影シーンは、被写体別ではペット(動物)・花や植物・観光スポット・イベント・乗り物・四季の風景・お料理・ポートレート・スポーツなど、場所別では屋内・屋外・夜景・スタジアムなどの広い場所などがあります。
それらの状況に対応するミラーレス一眼カメラ機材の性能は、撮像素子(イメージセンサー)・レンズの焦点距離・液晶モニター・ファインダー・露出制御方法・撮影シーン別機能・シャッター速度・連続撮影などがあります。

焦点距離別交換レンズ

ペット撮影

犬などの動いているペットを撮影するときのミラーレス一眼カメラの機能は露出制御方式・オートフォーカス・連続撮影・撮影シーン・アングルなどです。
動き回るペットの撮影のカメラ設定は「絞り優先モード」です。カメラのモードダイヤルは「Av(絞り優先)モード」に合わせます。撮影の結果、もっとシャッター速度を速くしたいときは絞り数値を変えるのではなく、ISO感度を高くして調整します。
遠方からカメラに向かって近づいてくる犬などのペットを撮影するときは、高速連続撮影機能があるミラーレス一眼カメラを使い、AF方式はコンテニュアスAF、AF動作はサーボAFで撮影します。横に走り抜けるシーンを撮影するときは、少し難しいですが流し撮りをします。流し撮りで犬のスピード感や躍動感を表現できます。
被写体に常に動きがともなうスポーツや、早く移動する自動車のような乗り物の撮影には、スポーツモードがオススメです。自動的にシャッタースピードが速い設定となり、被写体ブレのないピタッと止まった写真を撮ることができます。
ペットと同じ目線でミラーレス一眼カメラを構えることを基本とし、上目遣いを撮りたい場合は斜め上から、表情を力強く撮りたい場合にはローアングルで、というように目線を意識して撮影します。

花や植物を撮る

花や植物を撮る場合の構図としては、花を主役にクローズアップして撮る方法と、花や植物の群生地に山岳景観・湖景観・海・空などを加えて風景として撮る方法があります。
花を主役にクローズアップして撮る場合、主役に花にピントを合わせ、他の被写体をボカして撮影すると、主役が引き立ちます。このケースでは、花弁の大きさにより、1輪または数輪の花弁をクローズアップし、絞り値はできるだけ低く設定し、背景をぼかすように撮影します。この場合のレンズは「ぼけ」を表現できるレンズというのが限られてきます。撮影モードは絞り優先(A)がオススメです。単焦点レンズであれば、開放絞り値が低く、コンパクトで高画質な花の写真を撮影できるため、標準単焦点レンズなどがおすすめです。35㎜換算で70㎜以上の望遠気味な焦点距離の方が花の撮影では使いやすい場面が多くなります。後景や前景をボカしたり、ボケのサンドイッチで主役の花を浮かび上がらせることができます。
低い位置に被写体がある場合、ファインダーを覗いての撮影や構図の決定が難しくなります。低い位置の被写体はローアングルから撮影しますので、ミラーレス一眼カメラの可動式背面液晶モニターのバリアングルやチルト機能を活用すると容易に撮影できます。
風景として撮る場合、風景として撮らえる場合は、広角レンズや標準レンズを使用して全景を写します。そしてカメラの設定は絞り値をF8~16程度まで上げて全体にピントが合うようにします。しかし、全景の一点だけにピントを合わせるなど明確な狙いがある場合は全景を写した撮影でも絞りを開放で撮影します。
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