植物や置き場に合わせた形の鉢選び

ガーデニング&園芸

植物や置き場に合わせた形の鉢選び

鉢の形状

鉢の形状には正方形・丸形・プランター(長方形)・吊り鉢(壁掛け)などがあります。植え付ける植物や置く場所に合わせて形を選びましょう。  

正方形(角型)鉢

スタイリッシュな印象をもたらす角形の鉢には、土もたっぷりと入ります。一般的に深さがあるので、大きくなる観葉植物などを植えてインテリアに飾るのがおすすです。鉢の側面が直線のものと上に行くに従って広くなるタイプがあります。鉢の側面が直線の場合、鉢をまとめ置きしてもコンパクトにおさめることができます。スタイリッシュな角型鉢は植物を立体的に飾れます。一般的に深さがあるので、背丈のある植物の育成に適しています。鉢の側面同士を合わせやすいので、鉢を隣合わせて飾る「寄せ鉢」も比較的少ないスペースで作れます。
木製鉢はほとんどが垂直な正方形(角型)鉢です。

丸形

スタンダードな丸形はやわらかいフォルムで、置く場所の雰囲気をやさしく演出してくれます。 サイズ、デザイン、カラーなどのバリエーションが最も多く、観葉植物から草花まで、幅広い植物に対応しています。全体に丸みのあるフォルムが、空間にソフトな雰囲気をもたらすのも特徴です。  

プランター(長方形)

シンプルでベーシックな長方形は、汎用性の高さが魅力です。プラスチック製のプランター鉢に多く見られるデザインです。奥行きが狭いのでベランダやテラス、通路などに配しても邪魔になりにくく、草花を数株寄せ植えして華やぎをもたらすのに適しています。
 

吊り鉢(壁掛け)

通常の鉢は地面など低い位置に置きますが、吊り鉢(壁掛け)はワイヤーなどで植物を入れたバスケットを吊したり、半円形の鉢を壁に沿わせて吊るすのが特徴です。
この中に土を入れ、植物を植えていきます。壁掛けタイプもバスケット型と同じくヤシなどの植物繊維が使われているものもありますが、中にはプラスチックや陶器で作られているもの、スリットが入っているものもあります。
壁掛けタイプは完全な円形ではないため、ボウル型のタイプと比べると扱える植物が限られてきます。どちらのタイプにも言えることですが、吊り鉢(壁掛け)は上からではなく横から見ることを想定して作られています。
背が高くない植物を育てるには、非常に適したタイプと言えます。吊り鉢(壁掛け)で寄せ植えをする時は、奥に背の高い植物、手前に低い植物を植えることで、高い位置から吊るしても植物全体を見渡すことができるようになります。
基本的に地面から離れた位置に設置するため、病害虫にかかりにくいのが吊り鉢(壁掛け)の大きなメリットでもあります。吊り鉢(壁掛け)は土が乾燥しやすいというデメリットがあります。
 
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