ガーデニング&園芸

グランドカバー

草姿や花が鑑賞対象のギボウシを楽しむ

ギボウシ類はその草姿や花を鑑賞の対象とします。渋い鉢や小鉢に植え付け、床の間やテーブルの上に飾ってもよいのですが、庭に群植して集団としての美しさを楽しむこともできます。
春から秋まで葉の色を楽しめ、ガーデンの主役としても、他の植物の引き立て役としても最適です。日陰でも耐える植物で、日の差しにくい場所でも育てられます。
「ギボウシを楽しむ」では、
  • 日向のガーデンの落葉樹の下はギボウシの生育に最も良い空間です。
  • 通路に沿った建物の壁際の午前中に日が当たるスペースはギボウシの生育に良い空間です。
  • アプローチの午前中に日が当たるスペースはギボウシの生育に良い空間です。
  • 玄関先に置くギボウシの鉢植えはゲストをさわやかにお迎えします。
  • 小さなギボウシの鉢植えは室内インテリアとして空間を彩ります。
などを提案しています。

ガーデンはギボウシの生育に最も良い空間

ガーデンの中の斑入りの大型種のギボウシは視線を引きつけ、ガーデンを明るく魅力ある空間にします。日向のガーデンの落葉樹の下はギボウシの生育に最も良い空間です。ギボウシは年々株が大きくなります。大型種のギボウシは大きくなった場合のことを考慮し、株間をあけて植え付けましょう。大型種のギボウシでは100cmぐらい必要でしょう。
ガーデンに植え付けるギボウシの使い方は二通りあります。
1つ目は大型のギボウシをガーデンの主役の一つとして植えることです。この場合は、立ち上がるように育ちガーデンの後方にも似合う大型種のビッグダディや、葉柄が立ち上がりすっきりと美しい株姿になる大型種の寒河江を選ぶとよいでしょう。
もうひとつは斑入りや縁取りが美しい葉などを選んで庭を印象付けるグランドカバーとして楽しんでみる方法です。葉の美しさや花も咲く喜びがあり、また宿根草なので長い間楽しむことができるのもいい点です。この場合は、横に広がるように育つ20〜30cmの小型種のコバギボウシヒメギボウシ、フレグラントブーケ、文鳥香を選ぶとよいでしょう。

建物の壁際のスペースはギボウシの生育に良い空間

我が家の通路に沿った建物の壁際のスペースは午前中に日が当たる80cmほどの空間です。ガーデニングで使う台車の通行スペース50cm程を残して、その窓際の空間にギボウシを植栽しています。
ギボウシの葉色を壁や窓枠と調和させることによって、リズム感と落ち着きを演出できます。
管理人は極小型、高さ:20cm未満、幅:25cm未満、5~10cm位に育つ「オトメギボウシ」を植栽しています。 もう少しスペースが大きければ、葉張りが60~70cm位に育つ「チェリーベリー・文鳥香・フレグラントブーケ・ヒメギボウシ」など選択肢が広がります。

玄関先に置くギボウシの鉢植え

管理人は家族以外誰も見ない庭やバルコニーで何年間も植物を育て、見頃になったら玄関先やアプローでお披露目しています。
人に見られると花や観葉植物がきれいに咲いたり、素敵に発色すると言われていますが、玄関先やアプローでお披露目している花や観葉植物は生き生きときれいにしているように思われます。
ギボウシは大型種を大鉢に植え込んで飾ると見栄えがします。ギボウシと鉢のデザインも大切です。
デザインがまったく違うホスタ(ギボウシ)ポットなどが販売されていますが、斑入りの大型種ギボウシにはシンプルな鉢が似合うでしょう。  
  

ギボウシの鉢植えは室内インテリアとして

鉢植えで育てると、小型種ギボウシは室内で観葉植物のように楽しむこともできます。小型種のギボウシの鉢植えは室内インテリアとして空間を彩ります。 オトメギボウシは従来の品種に比べ葉が小さく鉢栽培向きの品種です。 もともと半日陰を好む植物ですので室内インテリアとして楽めます。   
 

ギボウシの花

綺麗な花を咲かせますが、一日花なので一つの花を長く楽しむ事ができません。つぎつぎと花が咲きますが、花の下には前日のしおれた花が残っており少し残念な気がします。
タマノカンザシは八重咲き花物の中で、一番人気がありユリのような白い大きな花は10センチほどになります。見所は咲くまでの数日間の大きな蕾の美しさと香りの良さです。特に夜間に強く香ります。

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