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栽培カレンダー付きギボウシの栽培

「ギボウシ・栽培」では、 ギボウシ・栽培に必要な栽培カレンダー・ギボウシの置き場や日照・ギボウシの肥料・ギボウシの水やり・ギボウシの病害虫などの育て方などをご紹介しています。

ギボウシの栽培カレンダー

クレマチスの栽培カレンダー
ギボウシの庭植えは上記のギボウシの栽培カレンダーの日照条件のような、排水性のよく夏場には明るい日陰になり、春秋は午前中日が当たり、冬場は温度差が少ない場所が最適です。夏場には明るい日陰は木漏れ日の当たる場所や遮光ネットを使った半日陰がよいでしょう。
鉢植えの場合は用土選びが大事です。大きく育てたい場合は草花用培養土を使い、小さく育てたい場合は砂と軽石を混合した用土をおすすめします。 鉢植えのギボウシの肥料は草花用培養土を使った場合は化成肥料などの固形肥料、砂と軽石を混合した用土を使った場合は緩効性の有機質肥料などの固形肥料か、液体肥料を施肥します。

ギボウシの原産地の状況

ギボウシの主な原産地は日本で、以前はユリ科に分類されていましたが、現在ではギボウシ科の植物です。緑色や黄色、青色などに加えて斑入りのものまであり、カラーリーフとして楽しめる品種が豊富にあります。 品種によって自生地が違うため、鉢植えに向くもの、地植えに向くものなどありますので、育てる際はあらかじめ特徴を把握するとよいでしょう。 主に小型・中型種のギボウシは鉢植え、庭植えできますが、大型種は庭植えに向きます。
  

ギボウシの置き場

ギボウシの魅力は、
1.日向から日のあまり当たらないようなところでも育つ
2.耐寒性が強く、周年屋外栽培ができる
のが魅力的です。
しかし、午前中は日がよく当たり、午後は日が当たらなくなる半日陰で、根がしっかり張れる場所が最高です。 逆に、西日が当たる場所や夏の直射日光が入るところ、完全な日陰になる場所は良くありません。
また、ギボウシは適度な湿度を好みますので、半日陰と言っても、樹木の根元など雨がかかりにくく、乾燥しやすい場所も良くありません。
 

ギボウシの水やり

管理人はギボウシを鉢植えと地植えで楽しんでいます。
鉢植えのギボウシは基本的に土が乾き始めたらたっぷりの水を与えています。 葉が生育しだすと土が乾きやすくなります。 冬の休眠期は土の表面が乾いたらたっぷりの水をやります。 凍結しないように、午前中に水やりします。
地植えのギボウシは極端に乾燥していなければ基本的には必要ありません。

ギボウシの肥料

肥料は3月と9月に1回ずつ与えます。与える肥料は固形の油かすを株、鉢の大きさに応じて適量を土の表面に指で押し込みます。たくさん与える必要はありません。
  
 

ギボウシの植替え&殖やし方


ギボウシの苗は年中購入はできますが、葉の色や形が確認できる状態でよく出回るのは春から夏にかけてです。 休眠期の11~3月は地上部がない状態で売られています。
ギボウシの繁殖は、種まき・苗の植付け・株分けなどでできます。管理人は2〜3年毎の植え替え時に株分けをしています。
植え替えは生育が落ちたり、水はけが悪くなったりした時に行っています。適期は落葉している9~10月か3~4月上旬です。鉢植えの場合、鉢から株を抜いたら、根鉢を少し崩します。根腐れを起こした根は、黒く変色していますので、傷んでいる根は切り取ります。ハサミなどを使い、株を2つに割ってからそれぞれ植え替えます。植えた後はたっぷりの水をやり、明るい半日陰で乾燥しないように注意して管理します。
鉢植えギボウシは、赤玉土小粒4+鹿沼土小粒3+腐葉土3などを水はけのよい土にブレンドして使います。庭植えなど地植えする場合は、堆肥や腐葉土などをすき込んで柔らかくした土に、大型になる品種は株間を十分にとって植え付けます。

ギボウシの病害虫

ギボウシには、白絹病やナメクジが発生することがあります。
白絹病は土壌の菌が原因で発生する病気です。地際に白い糸のようなものが発生して、そのうち株が枯れます。かかった株は抜き取って、土壌は消毒します。軽症なら葉を取り去り、 その周辺と株全体に殺菌剤を散布します。病状が進み、倒壊にいたる場合は、 すぐに株を撤去し、土も10センチ程度除去します。
ギボウシの病害虫であるナメクジは日中は鉢のなかに潜んでいて、夜間になると活動して新芽や花・蕾などを食い荒らします。防止対策は次の2点です。
  • 鉢底に防虫あみを使う
  • 誘引殺虫剤で駆除します
  
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