ツワブキの群生地を訪ねる
常緑性で50cmくらいの草丈で、葉の間を抜けて伸びた花茎の先に直径5cmくらいの黄色い花を房状に付け、しばしば群生しているところを見かけます。 冬枯れて色彩を失った風景に一面に咲く花は一見の価値があります。
その群生地の一つが、ツワブキを町の花に制定している伊方町です。伊方町は日本一細長い半島の佐田岬にあり、海流の影響で一年を通して比較的暖かい気候で、温暖性や亜熱帯性の花を見ることができます。 とはいえ、花の姿も見られなくなってくる秋から冬にかけ、佐田岬を彩るのが黄色いツワブキの花です。
寝姿山自然公園はこれからツワブキも咲き揃います。山道を少し歩くと寝姿山自然公園に出ます。あたり一面ツワブキの群落があり、全部咲いたら黄色で埋め尽くされ素敵でしょう。 ひれ長錦鯉の池に咲くツワブキ、錦鯉と良い色合いです。ひれ長錦鯉の池に咲くツワブキ、錦鯉と良い色合いです。
東京都では新宿公園が有名で、ツワブキが咲いている場所は大温室前・丸花壇近くや三角花壇近くや旧御凉亭など園内各所でみられます。
神奈川県にはツワブキの群生地や鎌倉の神社や寺でも栽培されて境内の足元を飾っています。その一例が鎌倉市・大船フラワーセンター、安養院、円覚寺龍隠庵参道や衣笠山公園、黒崎の鼻、くりはま花の国、葉山しおさい公園、三溪園などです。
また、京都には多くのツワブキが見れる寺院や庭園などがあります。祇園・東山、岡崎・吉田・鹿ケ谷、嵐山・嵯峨野、東福寺・稲荷、紫野・鷹ヶ峯、岩倉・宝ヶ池、宮津エリアなどがあります。